第570話 ■渋滞
- 2001.08.14
- コラム
「この先の先頭はいったいどうなってるんだろうか?」と考えたところで、その先頭は意外にも普通通りだったりする。ゆっくり走っているから渋滞なのではなく、一定区間に多量の車輌が入り込んだことが渋滞の原因であり、その結果として車の流れが悪くなるわけだ。前の車にぶつからないようにするには前の車よりも速くは走れない。数台前の車が動き出しても、自分の車が動き出すにはしばらく時間が掛かる。それがつもり積もって何十キロもの渋滞になってしまう。通常の渋滞なら料金所を抜けた時点で加速できそうなものだが、盆と正月を挟んでの場合はこうはいかない。
この時期は帰省だけでない。海への行き帰りも混雑している。行きはそれなりにテンションを維持して何とか辿り着くも、帰りには運転の自分だけを残して周りが全員寝てしまっている場合などは最悪だ。寝ぼけ眼で、「ねー、今どこ?。まだ着かないの?。後どれくらい?」、なんて言われようものなら、「お前が運転しろー!」と叫びたくなった人も多いだろう。
ディズニーランドもそうだ。パレードが終わる前、あるいは花火が終わる前に何とか抜け出したいと思ってみても、「せっかく来たんだから、もうちょっと」なんて言われて渋滞に巻き込まれたことはないかな?。そんな彼女は既に助手席で夢の中。もちろん、ディズニーランドの中もいつも以上に混んでいたのは言うまでもない。
皆さん、お疲れさま。気を付けてね。
(秀)
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