第1282話 ■液晶テレビついに購入

 ついに薄型大画面テレビを買った。液晶の42インチである。ポイント還元の分を割り引くとフルハイビジョンながら1インチ当たり7千円と及第点に達したことが直接の動機であるが、それ以前にこれ以上我慢することが精神衛生上かなりなストレスになることへの配慮もある。「ワールドカップが終わったら安くなる」、とか、「秋には新製品」、「買い時は年末」、などといった憶測も届いて来ているが、店頭で商品を見るたびに、「欲しい」と「我慢」を繰り返すことに相当疲れてしまった。

 それと日々の値動きにもずいぶん振り回させた。ゴールデンウィーク直後に本命の商品の値段を確認した際に、「ゴールデンウィークにはもうちょっと安かった」、「しばらくするとまた下がると思います」と言われた。それから約2週間後に確かにゴールデンウィーク時並みの価格にまで下がった。しかしここで「ボーナス時期になるともっと下がるかも」と思い、模様眺めをしている間に、逆にその最低価格から約7万円も値上がりしてしまった。そして約2週間、その高値を維持した状態である。

 そんなとき、雑誌でこの本命のテレビがそれほど良くないとの評価記事を目にした。そこで方針変換し、その雑誌の評価が高かった機種に狙いを定めた。値段も機能とのバランスで見る限り、安い方だ。そしてこの前の日曜日にさらなるポイント還元率のアップも手伝い、購入に踏み切った。いやー、欲しいときが買い時。

 そして念願のテレビがわが家に届いた。大きな家具調コタツの天板よりもちょっとでかい。そして、ニュースキャスターの上半身が実物大で映るくらいでかい。テレビの中に人がちょうど入っているイメージ。レコーダーなどと接続する際にテレビがでか過ぎる(コネクタの位置が高いところにある)せいでこれまで使用していたコードが一部届かないといったアクシデントも発生した。画像はとても綺麗だ。こんなに地デジが綺麗ならテレビを買い替えるのも惜しくないと思った。早速これで日本対オーストラリアのサッカーをハイビジョンで鑑賞。

 とりあえず、「欲しい」&「我慢」のストレスからは解放された。この満足度が今後の「新製品?」、「値下がり?」というノイズを吹き飛ばしてくれるかは分からないけど。ひとまず落ち着く。

(秀)