第679話 ■代筆

 「秀コラム」読者の皆さん、いつもご愛読いただきまして誠にありがとうございます。初めまして、秀妻でございます。実は主人の「秘密(第200話参照)」については1年半ほど前から気が付いていました。そうとも知らず、主人は毎日せっせとコラムを書いて、私はこっそりWebでそれらを見ている。こんな生活を約1年半続けてきたわけですが、これ以上知らない振りを続けるのを私が耐えきれなくなって、ついに先日白状してしまいました。

 しかし不思議なんです。あんなコラムをいつ書いてるのかって?。家ではいつもテレビやビデオばっかり見てるし、夜も寝てます。「ゴーストライター(第491話)」の話を読んだときは「やっぱり何人かでやってたんだ」と、騙されそうになりました。話の中に出てくる私はほとんど実話です。しかし読み出してしまうとすっかり一読者。活字となった自分が客観的に見れて、これまた面白い。実際のエピソードも知っているわけで、家族の記録でもあったりと。

 さて、皆さんが一番気にしているコラムの存続の件ですが、私が秘密を守れなかったことで読者の皆さんにご迷惑を掛けるのは何とも申し訳ありません。そこで何とか今後もコラムを続けるよう頼みました。その結果、何とかコラムは今後も続けてもらえるようになりました。いや、続けるように私の責任において監視いたします。と言うわけで、これから先、ちょっとテイストが変わってしまうかもしれませんが、今後とも「秀コラム」をご愛読いただきますようお願いいたします。

代筆:(秀)