第573話 ■「靖国」って何だろう?(3)
全ては歴史観や歴史判断に起因している。その具体例の1つが東京裁判に対する認識であろう。「戦争に負けたから戦争犯罪になったけれども、連合国は同じ様なことをして勝ったがために戦敗国を裁いたに過ぎない」という意見がある。歴史に「もし」の前提は意 […]
「秀コラム」はコラムのデパートです。デパートのごとく、幅広いテーマを対象に辛口&懐かしさに面白さをミックスしてお届けします。
全ては歴史観や歴史判断に起因している。その具体例の1つが東京裁判に対する認識であろう。「戦争に負けたから戦争犯罪になったけれども、連合国は同じ様なことをして勝ったがために戦敗国を裁いたに過ぎない」という意見がある。歴史に「もし」の前提は意 […]
私が持っている年表の本に「東条英機などA級戦犯14人がひそかに靖国神社に合祀されていた事が判明(昭和54年4月19日)」との文字が記されている。詳細は分からなかったが、その表現から姑息さが漂っている。先日、とあるテレビ番組でこの顛末を知っ […]
小泉総理の靖国神社参拝のニュースを知ったのは帰省からUターンで戻る新幹線の(車両の)中だった。「やっぱり!」というのが、最初の感想である。数前日の彼の言動を観察すれば、そのトーンダウンぶりから前倒しでの訪問という線は多くの人にも容易に予想 […]
「この先の先頭はいったいどうなってるんだろうか?」と考えたところで、その先頭は意外にも普通通りだったりする。ゆっくり走っているから渋滞なのではなく、一定区間に多量の車輌が入り込んだことが渋滞の原因であり、その結果として車の流れが悪くなるわ […]
昨晩の同窓会は、興が乗って三次会まで参加し、お開きになったのは午前2時を回っていた。それでもタクシーに乗れば、ものの10分で家にたどり着ける。この気軽さがたまらない。思ったよりも参加者は少なく、ほとんどが地元に住む者達だった。ここのところ […]
帰省のための新幹線の車中。かれこれ5時間座っているが、目的地まではまだまだ遠い。ただいま広島駅を通過。雨が降っている。 ところで、「新幹線」とは妙な名前である。開通から40年近く経とうというのに「新」なのである。「新生代は7000万年前 […]
部屋の窓から、石を投げれば届きそうな距離の所に、大きな新しいマンションが建っている。工事着工時は遅々とした作業であったが、実際に階を重ねて積み上がっていくうちに加速度を付け、数日前に足場を解いてその全貌を現した。最近は乾きの早いコンクリー […]
「仮装ごっこ」ではない。仮想だ。ネットの世界はまさに仮想の世界だ。 「アサヒコム」に「iモード『仮想暴走族』から脱退の少女に暴行 5人逮捕」という記事が出ていた。「携帯電話の『iモード』を通じて結成した『仮想暴走族』から脱退した少女(1 […]
新聞でも良いし、雑誌でも良い。あるいはテレビなどでも良いが、「警鐘を鳴らす」という言葉に接することがある。文末を締めるに好都合な常套句として使用されている。ところで、この「警鐘」って何だろう?。某辞書によると、「(1)危険を知らせ、警戒を […]
今年は数年ぶりに夏休みに帰省することにした。今週の後半から、休暇を取る。お金が掛かるので、一人で、しかも新幹線ということになった。特にこれと言った楽しみは無いが、食べ親しんだ懐かしい味を求めて、さまよう日々となるだろう。それと、高校の時の […]