2002年11月

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第884話 ■週刊金曜日

 「週刊金曜日」なる雑誌が、北朝鮮にいる曽我ひとみさんの家族に対してインタビューを行い、その記事を雑誌に掲載したことが昨晩から報道されている。「週刊金曜日」とは耳慣れない雑誌である。書店などでは販売されず、定期購読スタイルで出版をしている雑 […]

第883話 ■席替え

 「席替えを提案します」。その途端、教室内が一斉にざわめく。学級委員の「他に意見のある人はいませんか?」という問いに、予定通り、冒頭の声が挙がった。形式的には動議であるが、それは衆議院本会議の審議打ち切りの動議のように、最初っから仕組まれて […]

第882話 ■北の宿から

 連日の拉致被害者の日本での生活ぶりの報道も徐々にトーンダウンしていっているが、彼らの帰国以来、この問題に関して進展がほとんどないのも事実だ。薄情なもので、人々の関心も薄れ、マスコミなどの取り上げ方も小さくなっていく。まあ、逆に一時期が異常 […]

第881話 ■あんグラ☆NOW!

 最近テレビが面白くない。特にバラエティ、エンターテイメントの分野が弱い。ほぼ考えられるスタイルが出尽くしたと言ってしまえばそうかもしれないが、それではあまりにも身も蓋もなさ過ぎる。マンネリ化する辞め時を逸した番組といつの間に終わってしまっ […]

第880話 ■鳩山さんちの由紀夫くん

 旬を過ぎ、辞め時を逸してしまっているのに、ダラダラと続いている番組がある。ここまで続いちゃうと、辞めるのも責任問題となりかねないので、そーっと、今まで通りその看板を使って番組を続けるしかない。「紅白歌合戦」、「日本レコード大賞」(&これを […]

第879話 ■ガム

 チョコレートにキャラメル、キャンディー、それにガムというのが、かつての子供の好きなお菓子の代表だった。和物が好きな場合は煎餅でもこれに加わるのか?。しかし、最近はグミなる妙なものを好んでいる子供も多い。硬いものを噛まないので、顎が弱ってし […]

第878話 ■年間購読予約特典

 小学生生活もそろそろ終わりという頃に、中学生向け学習雑誌のダイレクトメールが送られてきた。「中一時代」や「中一コース」といったそれである。そのダイレクトメールは超ダイジェストなサンプル冊子で、「(本誌は)こんな雑誌です」という内容と「中学 […]

第877話 ■ボタンのないマウス

 久しぶりに秋葉原で途中下車して私が買い求めたのはマウスだった。パソコンのマウスである。本来ならマウスよりもトラックボールの方が好きなのだが、いかんせんこちらは高い。よってマウスに甘んじることにした。目標はUSB接続のマウス。もちろんホイー […]

第876話 ■笑い沸点曲線

 子供は総じて笑い沸点が低い。例えば「うん○」と言うだけで、幼稚園児などはほぼ100パーセント笑う。小細工は無用、ストレートで良い。しかも爆笑。小学生も低学年のうちはさほど意味もなく笑う。それが高学年になるにつれて、だんだん笑いに対してシビ […]

第875話 ■マイウェイ

 それほど悪い曲ではないのに、歌われると困ってしまう曲のトップにランクされる可哀想な曲だ。布施明がホテルのディナーショーで歌うのなら、私も聞いてみたいが、カラオケや結婚式の披露宴で素人に歌われるとうまい下手に関わらず、急に座がしらけてしまう […]