2003年

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第1097話 ■年末テレビ2003

 えー、本日大晦日。新聞でテレビ欄を見ると、その脱力感にこちらの力も抜けてくる。フジは昼間、「大奥」の再放送を垂れ流していた。そして夜になると、日テレ、TBS、フジの3つのチャンネルで格闘技番組をやっている。  熱心な格闘技ファンというのは […]

第1095話 ■イブの悲劇

 今宵、クリスマス・イブ。山下達郎は今年も「クリスマス・イブ」のCD販売の印税やカラオケや放送で使用される権利だけできっと私の年収ぐらいは稼いでしまうことだろう。うらやましいやら、悔しいやら。そんなことを思っているうちに電車は自宅の最寄駅に […]

第1094話 ■きらきらアフロ

 笑福亭鶴瓶は深夜番組で面白い。逆に彼はゴールデンタイムに好感度を持って迎えられるキャラクターではちょっとない。あまりにもメジャー路線に引っ張り出され、毒気がなくなってしまうとタモリみたいになってしまう。だから今も昔も彼のポジションは正しい […]

第1093話 ■トリビアの危機

 便乗商法というか、あやかり商法というか、テレビで「トリビアの泉」が当たったことで、露骨にその類似品が目に付く。媒体は本である。トリビアの泉の本がバカ売れしている一方で、各分野別に「トリビア」と名の付く本が本屋に並んでいる。コンピュータやパ […]

第1092話 ■討入三昧

 今年もまた忠臣蔵の討入の日がやってきた。今年私が新たに読んだ忠臣蔵関連の本は文庫本で2冊と、ここ数年ではかなりの少量となった。また昨年、昨々年はその日に泉岳寺に足を運んだりもしたが、それに比べると今年は非常にひっそりとした一日だった。   […]

第1091話 ■どうなる?石原プロ

 私にとって、石原プロダクションの存在は謎である。彼らが最近何をしたかを思い出すと、西部警察のロケでの人身事故。それと地味な損保会社のCM程度。しかしこのCMも例の人身事故のせいで放送中止に至ってしまった。ロケの際にもちゃんと保険には入って […]

第1090話 ■ハムの人

 今年もお歳暮選びの季節がやってきた。テレビCMでもここ数年馴染みとなったシリーズの新作が流れている。その中にやはり「ハムの人」はいた。絶妙なキャスティングだと思う。あまりにも露出していて、名前が売れている人はこの場合良くない。例えばこれが […]

第1089話 ■死語ライブラリーへの登竜門

 死語ライブラリーへの登竜門「03 新語・流行語大賞」が発表された。私が予想した通り、と言うか、大方の人が予想した通り、「なんでだろう~」が今年の流行語大賞を受賞した。彼らが「受賞できたの『なんでだろう~』」と言いやがったかどうかは知らない […]

第1088話 ■月賦

 かつての子ども達にとって、誕生日やお正月よりもビッグなイベントがあるとすれば、それは「自転車を買って貰う」ことだろう。何故ならそれは毎年やってくるわけでなく、2、3年という不定期でやってきて、しかも子どもにとっては財産的な価値が最も高い所 […]

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