2016年

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第1854話 ■早過ぎる、アナウンス

 「アナウンス効果」。参議院選挙公示直後、「改憲派4党で三分の二をうかがう勢い」という報道が出た。多くの人が「まさか」と思うであろう。「そこまでは取れない」とか、「憲法改正なんて、ありえない」とか。けど世の中はわからないもので、イギリスのE […]

第1852話 ■浜省の曲のその後が気になる

 浜田省吾の音楽をかつてこのコラムの中で「プロレタリア音楽」と称したことがある。彼の音楽に出てくる主人公たちは皆プロレタリアートである。ここまでプロレタリアートであることを歌い上げた音楽体系を彼以外に知らない。尾崎豊のような行き所のない不満 […]

第1851話 ■金ちゃんうどん

 「あれ、美味かったよな~」という記憶が誰にでもあるかと思う。実は私のそんな記憶は、ことごとく郷里にあって、思いついたから、車や電車ですぐにでも、と言うわけにはいかない。今でも帰省する度に食べたいものが、4つあって、一度の帰省でこれら全てを […]

第1850話 ■ネガティブに耐えられない

 舛添(前)都知事の辞任は悪しき前例を作ってしまった、と都税を収めていない立場ながらも、一言言っておきたかった。マスコミにやられた、というところだろう。最初は公用車で毎週の様に湯河原へ別荘通いをしていたことと豪華な海外出張が発端だったと思う […]

第1849話 ■アイドルと世代交代論

 世代交代とは、一種の大きな賭けである。組織が盤石であり、個人の存在感がそれを支配するに及ばない場合は、さほどその影響はない。例えば、政治の世界なんて、このパターンである。党首・総裁が変わろうと、基本的に政党の性格は変わらない。誰が総理にな […]

第1848話 ■楽屋より、あるある噺

 千葉県八千代市にある地方落語会の裏方を手伝うようになって、早いもので6年が経った。以前みたいに寄席や落語会には行くことはすっかりなくなったが、毎月のこの裏方は続いている。裏方とは、楽屋係である。楽屋からの進行と出囃子を鳴らすこと。そして、 […]

第1847話 ■いずれは駄菓子屋を

 帰省する度、かつて駄菓子屋があった場所を訪ねてみても、ことごとく廃業していることを確認するだけ、というのが毎度のことになっている。小学校の学区内の駄菓子屋は既に全滅。たまたま私の実家があったところは、学区の端で、3つの小学校の学区のちょう […]

第1846話 ■テレビをなぞるだけ

 インターネットのポータルサイトの多くが、芸能系のニュースで侵食されている。総合的な情報サイトですらそうだ。きっと、政治・経済のニュースよりも利用者の受けが良いのだろう。また、これらのコンテンツは政治・経済のコンテンツに比べて、下地や素養な […]

第1845話 ■片づけて、ときめくか?

 その本の奥付を見てみたら、「2011年1月初版」とある。私は4年ほど前にある人の薦めでこの本を買って読んでみたが、結果としては、ときめかなかった。書名:「人生がときめく片づけの魔法」。  世はまさに、片付けブームだった。断捨離という言葉が […]

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