(秀)

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第158話 ■着メロ ~LOVEマシーン

 みなさんはどんな着メロを使っているだろうか。ちょっと前、会社で毎日決まったように、終業直後、ある後輩の携帯が鳴りだした。着メロは笑点のテーマ。オフィスに笑いが溢れ、緊張がゆるむ瞬間である。携帯の着メロはそもそもの好き嫌いが、かなりはっきり […]

第157話 ■アワード

 年末も近づき、1年を締めくくる上で様々な賞の発表が相次いでいる。しかし名前が大げさな割には賞のステータスがそれほどではなかったり、かつてはステータスも格式もあったにもかかわらず、今ではその存在自体も一般の関心から離れているものがある。レコ […]

第156話 ■サッカー少年

 このコラムは寒風にさらされながら、江戸川の土手で書いている。と、こんな書き出しを予定していたが、本当は良い天気でポカポカとしている。しかし、いずれ寒さに凍え、土手にたたずむ日が来ることだろう。Jリーグ発足時ほどではないが、少年サッカーの人 […]

第155話 ■ご挨拶文

 趣味で文章を書いているからには多少のビジネス文書も書くのも厭わない。法務文書でもマニュアルの類でも日本語であれば、やぶさかでない。ただ、どうしてもあまり気が進まない文書がある。議事録というやつだ。書くことよりも会議中、各人の発言をもらさず […]

第154話 ■カジノバー

 借金とデノミの話の続きが何故「カジノバー」というタイトルか疑問をお持ちの方も多いと思うが、まずは読んでくれ。もう7年ぐらいになると思うが、六本木のとあるカジノバーに仕事帰り、仲間数人と出かけた。そのバーのカジノはお遊びで換金や景品との交換 […]

第153話 ■借金

 仮に4,000万円のマンションがあったとしよう。チラシにはその金額と共に、「月々○万円のお支払い」と、さも家賃と比較して欲しそうな金額が踊っている。しかし、即金で買う人以外は4,000万円でなんて買えやしない。多少頭金を用意しても借金が完 […]

第152話 ■愛せない二人

 読者からのメールの中にはコラムのテーマに関するリクエストがあったりする。それは9月の終り頃だった。そのメールには、「『愛する二人別れる二人』を見てますか。今会社で話題になっています。今度この番組についてコラムを書いて下さい」と記されていた […]

第151話 ■Addicted To You

 タイトルからして、宇多田ヒカルらしい。これが日本語に訳されていたら、「あなたに夢中」で、これではキャンディーズの曲になってしまう(そんな曲があったんだよ)。ところで、私が嫌いなあの歌番組「速報!歌の大辞テン」(詳しくは第3話「宇多田ヒカル […]

第150話 ■占いは「定説」か?

 またおもしろい、生き神様が現れた(正しくは宗教団体でも教祖でもなさそうだが)。「血ではなく、空気が流れている」、「食事はしなくても生きていける」、「風呂にも入りません」。そして締めは「それが定説だからです」と宣う。取材している側もこれはあ […]

第149話 ■忠臣蔵 3

 連日で忠臣蔵をテーマに書いているが、最終的な謎である「何故日本人はこんなにも忠臣蔵が好きなのか」の回答を出すには私自身、もうしばらく時間が必要な気がする。NHK「元禄繚乱」の討入りシーンを見ながらじっくり考えて、12月14日頃にその答を披 […]

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