コラム

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第108話 ■バクダン探し

 お彼岸である(タイトルに比べてなんとのどかな書き出しだろう)。そのうち、あっと言う間に秋も過ぎ、冬がまたやってくるんだろうな。この前、有線で槇原の「冬が始まるよ」が流れていて、寂しかった。粋ではなくむしろ無粋なのかもしれないが、最近は季節 […]

第107話 ■LOVEマシーン

 後藤真希の加入以来、世間のモーニング娘。への注目度が増している。モーニング娘。は福田明日香の脱退以降、追加メンバーを2名として公募していたが、そのオーディションの結果、新たにメンバーに加入したのが後藤真希である。当初2名のはずだったが結果 […]

第106話 ■焼売

 「代替物」という言葉がある。本来のものが手に入らない時などに、ほぼ同じ効果や機能を持つもので代用しようというものである。ただ不思議なことに「代替物」の反対語は存在しない。  まぎれもなく、シュウマイは餃子の代替物である。材料はほとんど同じ […]

第105話 ■PRARA

 原宿の「AC’QUA(アクア)」という美容室のカリスマ美容師(この前このコラムに出て来た人とは別人)の一人が、カリスマどころか実は美容師の免許すら持っていなかったことが明らかになった。「忙しくて国家試験を受ける暇がなかった」と […]

第104話 ■彼女たちの時代

 彼女たちはまさに遅れて来た世代である。彼女たちは26歳。女子高生、女子大生ブームには届かず、いざその年代となると下の世代がもてはやされ、いざ就職となると氷河期。仕事では中堅所としての期待を受けているものの、それは会社のご都合主義でしかない […]

第103話 ■脚本

 ドラマや映画の脚本の良し悪しは誰にどのような言葉を話させるかも重要であるが、登場人物をどのようなタイミングで登場させ、彼らを如何に引き合わせるかも重要なポイントである。登場する際に視聴者あるいは共演者に与えるキャラクターのインパクトがその […]

第102話 ■不自然な電話

 最近はドラマや映画で携帯電話を使用するシーンがかなり増えたけど、演出のため、かなり不自然なシーンが多い。まずは着信するケース。いきなり相手も確かめずに出てしまうが、実際は発信者が誰であるか確認しはしないだろうか。それで、声質が変わったり、 […]

第101話 ■オオカミ少年

 「ババンババンボンバンボバンババボ、ババンババンボンバンボボン~」。メロディ付きですらすらと読めた(歌えた)人は私より上の年代の人だろう。アニメ「狼少年ケン」の歌の歌い出しである。  「昨日、最終回と言っておきながら」と、お考えの読者に申 […]

第100話 ■最終回

 ほんの思い付きで始めた「秀コラム」も早、と言うべきか、やっと、と言うべきか、100回に達した。当初の読者数は二十数名で、とりあえずはこの読者数を抜く回数まではやってみようと、まずは3話分書き貯めたところで始めた。その目標は難無くクリアでき […]

第99話 ■神田正輝

 ある朝、当コラムの読者の一人から「お知らせ」と題されたメールが届いた。しかも添付ファイル付きで。開くと、噂メールの鑑定依頼の内容だった。その噂とは「神田正輝ヅラ疑惑」であった。噂の内容は以下の通り。  「私のお母さんの友達が関口宏のフレン […]

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