コラム

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第1618話 ■甚兵衛さん

 落語に出てくる登場人物は単純に役どころにより、パターン化されている。若旦那となると、孝行息子は存在せず、ほとんどが店の売上をかすめて、遊びほうける放蕩息子と決まっている。また、ちょいと抜けた感じの男は与太郎。そそっかしい、八っつあんに熊さ […]

第1617話 ■やったね、VAIO P

 世の中に「マーケット・イン」という言葉と、「プロダクト・アウト」という言葉がある。前者はマーケットニーズを研究してものづくりをする姿勢を表していて、後者はこれまでにない製品を作ることで、その市場を新たに作り出そうといった姿勢を表している。 […]

第1616話 ■ナンパ車にあこがれてた頃

 新年を迎えてようやく厄年を脱した。ちょうど丙午とあって、同じ年の人数はやや少ない。それにしても我々の年代は「遅れてきた世代」だなあ、と改めて思う。何に対して遅れてきたのかは、いろいろの分野において異なるが、あるときは政治の分野において、ま […]

第1615話 ■落語CDの雑誌

 以前(第1580話)、隔週刊で発売されるDVD付きの落語の雑誌について書いた。そして今回は別の出版社から隔週でCD付きの落語の雑誌が発売された。今となってDVDの雑誌について書いたコラムを読み返してみると、そのときと今では心境が大きく異な […]

第1613話 ■ビデオデッキ不便さの思い出

 ほんのちょっと昔の話。前話にも書いたが、年末年始はビデオデッキが大活躍の時期だった。しかし、今思えば、ビデオデッキなんて相当不便なものである。なにしろ、連続録画が3倍モードでも6時間とか、8時間しかできない。だからデッキの横にテープを積み […]

第1612話 ■年末年始の記録メディア

 今年も残すところ後わずかになり、仕事も今週で終わり、年越しの準備もそろそろ始めなければならない頃だ。「今年こそは早めに」、と思っている年賀状もまだ手付かず状態。天皇誕生日の使い方如何、といったところか。  しかし最近は年越しの準備と言って […]

第1611話 ■派遣会社の責任も重大

 本当にもう最近は気持ちの良い話がなく、周りでもテレビでもパソコンでも、不景気な話ばかりである。それを象徴するかのように、「非正規労働者」なる聞き慣れない言葉がマスコミで溢れ、企業でのこの非正規労働者のリストラをめぐっての報道がなされている […]

第1610話 ■喫煙者のテリトリー

 たばこ税の引き上げが見送られようになって、ホッとした人も多いだろうが、一方で、JR東日本が山手線などをはじめ、駅のホームでの喫煙エリアを来年の4月から撤廃することを発表した。喫煙者はますます肩身が狭くなる。  JRの駅のホームに唯一残され […]

第1609話 ■テレビが面白くない理由

 田舎の高校1年の時の仲間が4人、不思議と東京で出会い、年に何度か会って飲む、同窓飲み会というのがある。当時のキャラクターそのまま、何かと音頭取りの私が都度召集を担当する幹事となっている。ただ、場所などは予約せず、いつも成り行きとなっている […]

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