第68話 ■複製

 最近は音楽CDからCD(正しくはCD-Rであるが)に音楽を録音できるようになった。曲を選んで、まるでテープやMDのように録音できるのである。パソコンではCD-Rのドライブさえあれば随分当たり前の話であるが、家電でオーディオ専用のCD-Rデ […]

第67話 ■放送禁止の歌

 長野オリンピックの閉会式で流れた、「WAになって踊ろう」という曲はV6も歌っていたけれども、そもそもはAGHARTA(アガルタ)というグループの曲である。そのアガルタというグループはCDのジャケットでは頬被りをしているし、テレビなどには露 […]

第66話 ■世紀末

 ちょっと前まで、20世紀の終わりが1999年だと思っているが人が結構いた。ちょうど100年前にも同じ様な事で、イギリス政府も1900年を20世紀の始まりと公に発表し、その後に修正することがあったらしい。1年から100年までが世紀となるのは […]

第65話 ■ふた

 「秀コラム」はほとんどを会社帰りの電車の中で書いているため、執筆を開始して、帰りの電車の中での読書が無くなり、本を読む量がめっきり減ってしまった。それでも書店に行っては今までの感じで本を買ってしまうため、読まないまま本棚にしまわれた本が日 […]

第64話 ■小須田部長

 この7月に会社での組織異動があり、オフィスが別ビルに引っ越すことになった。そのため金曜日は荷作りなどで1日費やしてしまった。ビルも変わる引っ越しは3年振りである。引き出しから出て来た資料を懐かしむあまり、作業が遅々として進まない課長がいた […]

第63話 ■星に願いを

 「趣味は何ですか?」と聞かれると回答に窮してしまう。そんなときは、短歌で下の句に困ったら、「それにつけても金の欲しさよ」と続ければ何にでもあうという先例に倣って、「金儲け」と言うことにしている。いくら無趣味で回答に窮したところで皆さんがお […]

第62話 ■ためになるテレビ

 テレビのチャンネルを次々に変えることをザッピングと言う。コマーシャルの度にパチパチとリモコンを押したりしてはいないかな?。以前偶然点けたNHKでは「ヨガの時間」を放送していた。50歳ぐらいの痩せこけたオヤジ(推定体重45キロ)が中途半端な […]

第61話 ■夏休みの宿題

 毎朝、近くの寺から聞こえる蝉の声で目が覚めた。ラジオ体操は既に終わった時間であるが、計画通りに宿題は朝に済ませることにしていた。夏休みの宿題となると必ず「夏の友」という印刷冊子が配られた。冬休みは「冬の友」である。1年生の時はこれに絵日記 […]

第60話 ■ハナゲメールへの反論

 もう半年近く前の話になるが、チェーンメールで「新しい痛みの単位は『ハナゲ』」というものが巷を騒がした。自分のメールの整理をしていたら、それとそれに対する私の反論のメールが見つかったのでここで披露したい。  原文の主な内容は 「国際標準化機 […]

第59話 ■切ない

 早いものでは3クール目に入ったものがある。テレビドラマの話である。「新・俺たちの旅 Ver 1999」も始まった。オリジナルの「俺たちの旅」は以前にもコラムで書いたが、’75年の作品である。「新」の方はV6のカミセン3人が演じ […]

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