第10話 ■ロボコンの超合金

 超合金と言うと「マジンガーZ」というのがオーソドックスだが、女性読者には馴染まない話なので今回は「ロボコン」の超合金についての話。ロボコンがテレビ放送されていたのは25年も前のことになる。ロビンちゃん役の島田歌穂は当時10才だった。ロボコ […]

第9話 ■田舎のウォークマン

 田舎ではウォークマンが売れない。人が少ないからではない。電車に乗らないからだ。「これは電車がない」の不幸その2である(詳しくは第1話参照のこと)。それでも誘惑に駆られてお年玉なんかで買ってみる。けどそれをどこで使うかというと、結局は家の中 […]

第8話 ■オリエンタルカレーのスプーン

 西城秀樹が「秀樹カンゲキ~」というCMをやるもっと以前の話。「オリエンタルカレー」というカレールーが販売されていた。レトルトカレーとしてようやく「ボンカレー」が出た頃かと思う。そのオリエンタルカレーにはキャラクターがいた。イラストで描かれ […]

第7話 ■心理学コント

 以前、テレビのコントで大笑いしたものがある。それを文章でどこまで伝えきれるかという実験を今回は試みたい。ゆっくりと場面を想像しながら読んでもらいたい。  設定は心理学の研究室。教授が何人かの学生を相手に、ビデオを使い、2つの研究事例を紹介 […]

第6話 ■○○な人

 カラオケの1曲目は極めて重要である。特に初めて場を共にする人達との場合は、さらにその重要度が増す。イントロが流れ、マイクを掴んだ瞬間にセンスが査定されてしまう。「何を歌ったか?」、「誰の曲か?」というのは人々の記憶にとどまリ易い。ただ、曲 […]

第5話 ■ネクタイのタグ

 「良いネクタイですね」と言われて、喜んでばかりではいけない。「上着、お預かりします」というのは親切ではなく、それ以上の目的があるのだ。相手は飲み屋のお姉さん。ネクタイを手に取り、素早く裏のタグを確認する。この客は金持ちかどうかを手っ取り早 […]

第4話 ■割り勘の話

 さて、そろそろこの場もお開き。「おあいそ」。店から示された金額を手に人数をあたりだす。ここでそれぞれがいくら負担するのかは幹事の采配如何である。女性はあまり食べないから、あまり飲まないから、ということになるが、「僕のお刺し身、食ったの誰? […]

第3話 ■宇多田ヒカル

 歌番組不調の時代はどこに行ったのだろう。音楽業界は不況知らず。いつのまにかテレビの歌番組もずいぶん増えた。ただ以前と違うのは出演者が素のキャラクターを出して司会者とやり取りしてる部分をウリにした番組が増えたことだ。そんな中で異色なのは「速 […]

第2話 ■ラジオ体操の鐘

 夏休みの思い出の1つにラジオ体操がある。早起きが苦手で、あまり好きではなかった。それでもラジオ体操の鐘のことははっきりと覚えている。夏休みの朝、子供達を起こすために上級生が当番でその鐘を鳴らして町内を自転車なりで回るのである。そんなことを […]

第1話 ■電車がないということ

 長い間そのような状態におかれて、外からの情報がないとなると別に変に感じることではないのだが、今になって思えば、中学生や高校生の頃に電車がないというのは、かなり致命的なハンディキャップである。別に沖縄に生まれ育って電車が全くないわけではない […]

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