第2059話 ■定年退職を迎える先輩たちへ

 今年頂戴した年賀状で特徴的だったこと。いずれも自分が会社勤めしていた頃の先輩たちだが、「今年で定年です」という手書きのコメントが散見された。「独立起業します」という予告の方。既に前倒しで退職し「新しい会社で頑張ってます」という人。他の人も、即リタイアと言うわけにはいかず、しばらくは新たな状況で働き続けることになるんだと思う。

 先だって、昨年早期退職した別の先輩とオンラインで会話した。再就職の面接もオンラインとなることが多く、その時は通信の状態やカメラ目線など慣れない環境のせいで余計なことが気になって、なかなか本来の自身を出すことが難しい、とのこと。しかし、その一方で、年齢やこれまでの役職等から、ただでさえ偉そうに思われるので、素の自分を出すことなく、ここはひたすら「腰の低いおやじ」を演じないといけないという経験談を聞いて笑ってしまった。再就職やオンライン面接等、心当たりがある人は事前に練習等で準備をしておいた方が良さそうだ。(練習先、紹介できます)

 自身としては、これは「ビジネスチャンスかも!」と思った。起業したい人へのIT関連のコンサルティング、Webサイトの制作等。再就職希望の人も含め、セカンドキャリアの人々の情報交換のためのプラットフォームを作ったり、その他諸々。何かしら恩返しを思う。どうぞ、そのときはご一報いただきたい。

 それと、新たな人脈の再構築のために、同窓会(同期会)をやった方が良いですよ。クラス会でも良いから。幹事会などの準備はオンライン会議でもできるし、オンラインでの同窓会(同期会)も当方経験済み。こちらの分野でもコンサルティングできます。

(秀)