第502話 ■ラブ・レター
「『鉄道員』も良いけど、『ラブ・レター』も良いなあ」。「何を今頃!?」と言われてしまいそうだが、浅田次郎氏の直木賞受賞作品「鉄道員」を読んだのはつい最近のこと。直木賞も取って、映画化もされてと、何かと話題の多い作品であるが、文庫本になって […]
「秀コラム」はコラムのデパートです。デパートのごとく、幅広いテーマを対象に辛口&懐かしさに面白さをミックスしてお届けします。
「『鉄道員』も良いけど、『ラブ・レター』も良いなあ」。「何を今頃!?」と言われてしまいそうだが、浅田次郎氏の直木賞受賞作品「鉄道員」を読んだのはつい最近のこと。直木賞も取って、映画化もされてと、何かと話題の多い作品であるが、文庫本になって […]
客観的に観察してみると、プロでもないのに毎日コラムを書いている人なんか相当変な人間である。まっとうな仕事し、人並みの生活をしているとは到底思えない。これはもう別の人格の自分がいて、そいつが勝手にコラムを書いているとしか思えない。それでいて […]
客観的に観察してみると、プロでもないのに毎日コラムを書いている人なんか相当変な人間である。まっとうな仕事し、人並みの生活をしているとは到底思えない。それでいて、テレビが大好きでドラマなんか欠かさずビデオに録ってまで見ている。そして、日々の […]
指定されたその電話番号に電話を掛けると、電話に出た女性が「斎藤幸子係です」と答えた。「『係』?」。べつに電話に出た彼女は斎藤幸子ではない。きっと彼女の周りに斎藤幸子という名前の女性は存在してしていないと思う。私が電話をしたのは、ひいきの劇 […]
紅白歌のベストテンはその後、ザ・トップテンという、ランキング形式の歌番組に変貌した。ところが、どこか目新しさが足りないと感じたのはは司会者が前の番組から同じ、堺正章と榊原郁恵であったからに違いない。それに会場は相変わらず渋谷公会堂だったし […]
みなさんは電話(受話器)をどっちの手で持つだろうか?。一般の据え置き式の電話や公衆電話は左手で持つように設計されている。受話器は本体の左。受話器を横おきにしても、左手で持った方が便利なように配線されている。これは利き腕でダイヤルを回したり […]
最近、忠臣蔵を題材にした小説を読んでいる。いささか季節外れであるが、最近この本を見つけたので、そんなことはお構いなし。読み始めるとなかなか面白い。そもそもは小説であるが、その中で忠臣蔵を検証していく形でストーリーが進む。もちろん、独自に小 […]
正しくは「報償費」というらしい。三谷幸喜脚本、田村正和主演のドラマ「総理と呼ばないで」の中でこの報償費が登場して来た事がある。官邸の金庫にとっさの時に備えて領収書不要の現ナマが保管されているという。そして、それは首相官邸の扱う官房機密費( […]
いよいよ、今クールのドラマも佳境に至った。ほとんどのドラマが今週か来週に最終回を迎える。今クールはドラマにまつわるコラムの回数が少なかった。何しろ、今回はあまり見ていなかったのだから仕方がない。しかし、見てはいないものの録画済みの状態でビ […]
コラムニスト(秀)は演じている。彼は日頃の私とは別の人格である。私自身が(秀)を演じている、という表現が正しいだろう。その証拠に、書き上がってホームページで読む自分のコラムや本でのそれは、客観的に一読者の立場で読める。手前味噌で恐縮だが、 […]