第1198話 ■受験会場でのジンクス

 巷では受験シーズンと言ったところだろうか?。思い起こせば自分もこのときばかりはピリピリとした日々を送っていたような気がする。受験会場に着くと学校の先生が正門付近で受験生を激励していた。ちょっとしたお祭り騒ぎである。

 共通一次試験のとき。その日の試験が終了して校門を出るときにそこで予備校が模範解答を配っていた。各科目の試験時間は確か2時間程度。試験開始から1時間経つと退出が許される。このとき、問題用紙の持ち出しが可能となる。普通は翌日の自己採点のために、自分の回答を写して持ち出すものだ。しかし、予備校が模範解答を作成するために、この問題用紙を持ち出すことが目的で試験会場にいる人もいるというだ。試験開始から1時間を待って、速攻で問題用紙を持ち出し、予備校ではそれを講師たちが手分けして解く。そこから印刷となると、その日の最終科目の解答時間は相当厳しいものだろう。

 受験の際のジンクスとして、「予備校のチラシを受け取ると不合格」というのがあった。まったくの迷信としか言いようがないが、ストーリーとしてはストレートだし、何かと縁起を気にする受験生には気になる。私の場合、模範解答は受け取り、予備校自体の案内のチラシは受け取らなかった。今もこのジンクスは生きているのだろうか?。縁起も気になるそんな心境はよく分かる。がんばれ、受験生!。

(秀)