第1383話 ■割り箸
- 2007.11.19
- コラム
最近ではコンビニで「お箸、お付けしますか?」とか、「お箸、いくつ必要ですか?」と聞かれる機会が増えた。以前、割り箸を弁当などに付けていたのをやめて、レジで必要に応じて配布するように変えたからだ。私の場合、コンビニで弁当などを買って、そのまま持ち帰って食べることがほとんどなので、「いらない」と答えている。
これが果たして省エネや地球環境にやさしいことになっているのだろうか?。一部、マイ箸を持ち歩く人がいるようだが、私はそこまで徹底できない。昼食はほとんど外食で、特に気にすることなく、その店の割り箸を使用している。
割り箸はそれ以外の用途はなく、捨てるしかない廃材を使用している、なんて話も聞く。間引きのために落とされた枝とかなのらしい。このことはちょっと救われた気持ちにしてくれるが、使用した割り箸はゴミとなって焼却され、そのとき二酸化炭素を発生させる。
また、健康面から見た場合、国内で消費される割り箸は漂白されているらしい。しかも大半は中国で生産されているそうだ。長年消費を続けることで、本当に何ら害はないのだろうか?。口に入れるものだけに、気にし出したらきりがない。
やはり割り箸よりもマイ箸を携行した方が良いような気がするのは確かだが、それなら、割り箸にならなかった廃材の行方はどうなるのか?。結局コンビニからもらってきて(有無の確認をせずにレジ袋に放り込まれていた)しまった割り箸は台所の引き出しの中にたまっていく一方。いったいどうすることが正解なのだろうか?。
(秀)
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