2004年

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第1182話 ■深夜番組の迷走

 秋のテレビ番組改編期を経て、深夜の時間帯も新たな番組がスタートしたが、どうも面白いものが(見つから)ない。夜更かしして見るほどのものではないし、ビデオに録って見るほどのものもない。その一方で、面白いとされている(必ずしも私はそう思わないが […]

第1181話 ■映写機

 映写機は少年達のあこがれだった。それは映画館のそれよりも、学校や集会所で臨時に設けられた空間においてのそれがより気持ちが強い。身近なところでカタカタと音を立ててリールが回っているからだろう。レンズから放たれた光とスクリーンの間に小さなゴミ […]

第1180話 ■紙人形ジョニー

 何か探したいこと、知りたいことがあったらどうするか?。随分以前なら周りに聞いてみると言うのが多数の意見だろうが、最近は内容にもよるがパソコンで検索エンジンにその適当な言葉を入力しているのではなかろうか?。私たちは気がつかないまでもそんな行 […]

第1179話 ■報道スタッフへの怒り

 地震発生から5日目。今日の話題は親子三人を乗せた車からの救出劇だった。現時点で子ども一人の生存と母親の死亡が確認されている。夜テレビのニュースを見ながら驚いたことに、救出作業の様子が映像で流れていた。昼間はリアルタイムで流していたと聞く。 […]

第1178話 ■地震報道

 最初の地震があったとき、私は車の中にいて揺れが分からなかった。車を降りるや待ち合わせていた人に「地震、地震」と言われた。首都圏は何かと地震が多く、月に1、2度くらいの割合で揺れを感じることがある。最初はその程度のことだと思った。別の場所で […]

第1177話 ■ラストクリスマス

 クィーンの次はワムだった。ドラマで流行る懐かしの洋楽。月9ドラマの主題歌にワムの「ラストクリスマス」が登場。この曲が流行ったのは私が大学2年のときだったか?。特に何らかの思い入れがあるわけではないが、それなりに懐かしく、ドラマにも親近感を […]

第1176話 ■昭和ブーム

 ただいま、昭和ブームである。一口に昭和と言ってもここは30年代、40年代が対象だ。すなわち、日本が最も元気が良かった時代である。約40年という間隔も丁度いいのだろう。かと言って、例えば20年後に昭和50年代や60年代がブームになりそうな要 […]

第1175話 ■未来生活ビデオ編

 見たかったテレビ番組を逃したり、録画がナイターの放送延長で肝心のドラマの最後が録れていなかったり、チャンネル間違えて録画予約していたり(このミスはGコードの登場によりかなり解消されたが)ということは大変悲しい。それに放送終了後に「これ見た […]

第1174話 ■透明ランナー

 私たちが子どもの頃、最もメジャーなスポーツは野球だった。かと言って、1チーム9人が揃って試合がいつも行えるわけではない。むしろ逆にもっと少人数で多少の空き地があれば手軽にできる点が、野球が身近なものであった証拠と言えるかもしれない。極端な […]

第1173話 ■スウィングガールズ

 こんな映画があると、「日本映画もまんざらではない」という気になる。日本人なら、もっと日本映画を見るべきだと思う。本当に良い映画だよ、これは。「スウィングガールズ」。今日もあわせて2回も見てしまった。  山形を舞台に、高校生がジャズバンドを […]

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