2008年

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第1473話 ■最後の雨

 先日、テレビでものまね番組をやっているのを夕飯を食べながら見ていた。基本的にお笑いが中心で、それに混じって何人かの上手い人が出てくる。そして、その出演者のものまねが終わった後に音楽は続き、そこにものまねされている本人が出てくる演出もたまに […]

第1471話 ■雑学王??

 まずは落語の話から。在原業平朝臣の詠んだ歌で、百人一首に入っている「千早振る~」の歌の意味を知りたくてハチ公がご隠居のところを訪ねてくる。ハチ公は娘にこの歌の意味を聞かれたが答えられなくて、親の沽券に関わるとやってきた。ご隠居は町内での有 […]

第1470話 ■エイプリル・フールの衰退

 3月を春と呼ぶのはあながち間違いではなかろうが、気候的に言えば、4月が春本番だと私は思っている。そんな4月がやってきた。41歳の春。天才バカボンのパパと同じ年齢になった。桜の開花とともに私の花粉症はだいぶ症状が和らいできた。そして入社20 […]

第1469話 ■コラムの期待効果

 コラムも落語のように最後にキチンとオチが付けば良いが、なかなかそうはいかない。事前に伏線を張っておいて、最後にその伏線を交えてオチをつけられたときは我ながら嬉しいが、これがなかなか難しい。ひっそりとオチないまま終わってしまうケースも多い。 […]

第1468話 ■わいせつ事件報道

 某広告代理店の社員2名がクライアント接待の席で、同席していた女性2人のワインに睡眠薬を混ぜて、クライアントに「さあ、どうぞ」と言ったかどうだかは分からないが、わいせつ接待を持ちかけ、クライアントに怒られてしまう。せっかくだからということか […]

第1467話 ■近隣火事の影響

 夕方、仕事中に家人から携帯にメールが届いた。さっき近所で火事があったとのこと。「だから何なんだよ」とツッコミながらも、帰り道、バス停を一つ前で降りて、その現場前を通って帰った。暗くてあまりよく分からなかったが、思ったよりも近所で、自宅から […]

第1466話 ■漢字の書き取り

 小学校の宿題で漢字の書き取りがよく出された。「漢字1ページ」とか「漢字2ページ」といった感じで。私の記憶が確かならば、4年生のときには1ページ百マスの漢字帳だったと思う。漢字ドリルを元にただ黙々と書く。その頃、百マス1ページで10分くらい […]

第1465話 ■花見の思い出

 東京で桜の花が咲いた。まだ咲いていない枝の先もピンクに色づいていて、光に透けると、もう秒読みであることを告げている。この週末はほぼ満開に近い状態で、各地で花見の賑わいだろう。通勤電車からの風景にもピンクの塊があちこちに見えて、それだけでも […]

第1464話 ■週末の充実感について

 このところ、週末の過ごし方、特に日曜日の過ごし方について、あれこれ考えている。週休2日というのは、なるほどあり難いことだが、ただいたずらに時間を過ごしてしまい、空しさだけが日曜の夜や月曜日の朝に襲ってくる。ただこれに対し過度に逆の反応を示 […]

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