(秀)

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第818話 ■クイズ番組の変遷(後編)

 かくして一時期、出題内容が異様に高度化していったが、それもあまり長くは続かなかった。そんな中、「テレビチャンピオン」は巧みにそのスタイルの切替えに成功し、かつてのクイズ形式による知識偏重型から実技重視型になった。一方、「カルトQ」は形を変 […]

第817話 ■クイズ番組の変遷(前編)

 かつては視聴者参加形式のクイズ番組が数多く放送されていた。基本線が問題への受け答えであることはいずれにも共通していたが、正解を答えたことで、次の問題の選択権が与えられたり(「クイズグランプリ」)、陣取りを行ったり(「アタック25」)、単に […]

第816話 ■太陽を盗んだ男

 このタイトルの映画をご存知だろうか?。沢田研二主演で、’79年に公開されている。いつ頃だったか、私はこの映画をテレビ放送で見た。犯罪映画である。犯罪者を主人公にした映画やドラマがしばしば作られるのは確かだが、ちょっとその規模が […]

第815話 ■住基ネット始まる

 懸案の住民基本台帳ネットワークがスタートした。マスコミも反対するぐらいなら、何故もっと早くから騒いでくれなかったのか困ったものだ。反対運動の中に人間を11桁の数値で表現することへの不快感など示したものがあるが、私としてはそんなことは大した […]

第814話 ■私立探偵 濱マイク

 日テレで濱マイクが連続ドラマ化されると聞いて、最初はとても喜んだ。しかし、これまでの放送を見る限るちょっとがっかりしている。映画での濱マイクシリーズが面白かったがための期待であったが、その期待はドラマ開始当初から裏切られ続けている。  と […]

第812話 ■答え合わせ

 今日は異例ながら、昨日のコラムの最後のオチについて解説したいと思う。実際にあのオチを分かっていただけた方はどれほどいらっしゃっただろうか?。まずほとんどいなかったろうと、リリースした後、冷静になるとちょっと心苦しくなった。このまま放置して […]

第811話 ■あの人は今?

 確か、年に2度のペースで、特別枠として放送されていると思う。かつての有名人を探し出し、その人が今何をしているかを調べて放送する番組だ。歌手だった人はスタジオでかつてのビデオを背景に歌を歌ったりする。それにしてもこの番組は安っぽい。外国へも […]

第810話 ■着信の悲劇

 胸ポケットの携帯電話が突然震え出した。足元からの振動でしばらくそれには気づかなかったが、確かに胸ポケットの携帯は光を放ち、振るえている。今手が離せない。文字通り手を離すわけにはいかない。こんなことなら電源を切っておくべきだった。ブルブルと […]

第809話 ■元彌飛ぶ

 和泉元彌って、それほどメディアとしての価値があるか?。先週土曜日についに話題のダブルブッキングの大移動が行われ、テレビでもその模様が報じられた。ところで、ダブルブッキングという言葉についてだが、時間帯が明らかに重なっていれば、それはもうダ […]

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