コラム

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第14話 ■サイン

「なんで紙に名前を書いただけのものに価値があるんだ」という内容ではない。サインはサインでも、雰囲気や兆候といった、サインの話だ。その中でも恋のサインの話をしよう。私はこの手のものにはめっぽう鈍感である。けど、コラムは進む。  恋のサインは出 […]

第13話 ■たこ焼き

 「たこ焼き」とすべきか、「タコ焼き」とすべきか悩ましい。けど本題はそんなことには関係ない。私がタコ焼きとして幼い頃(今回の舞台は私が生まれ育った、とある田舎での話)食べていたものには、タコが入っていなかった。別に騙されていたわけでなく、了 […]

第12話 ■愛人

 読者の中に誤解している人がいるといけないので、断っておくが、所詮このコラムは創作物である。社会的な出来事や時代考証の部分は真実を記すようにしているが、文中に登場する「私」あるいは「自分」が必ずしも筆者そのものというわけでない。一人称で話が […]

第11話 ■平等について

 先日の「割り勘の話」に対して、読者よりメールで感想をいただいた。「男女雇用機会均等法改正の今日、・・・」というもので、男女の別があっても「公平に割り勘(1円単位とまでは言わないが)でも良いのでは」との主張であった。「男性でもおしゃれに結構 […]

第10話 ■ロボコンの超合金

 超合金と言うと「マジンガーZ」というのがオーソドックスだが、女性読者には馴染まない話なので今回は「ロボコン」の超合金についての話。ロボコンがテレビ放送されていたのは25年も前のことになる。ロビンちゃん役の島田歌穂は当時10才だった。ロボコ […]

第9話 ■田舎のウォークマン

 田舎ではウォークマンが売れない。人が少ないからではない。電車に乗らないからだ。「これは電車がない」の不幸その2である(詳しくは第1話参照のこと)。それでも誘惑に駆られてお年玉なんかで買ってみる。けどそれをどこで使うかというと、結局は家の中 […]

第8話 ■オリエンタルカレーのスプーン

 西城秀樹が「秀樹カンゲキ~」というCMをやるもっと以前の話。「オリエンタルカレー」というカレールーが販売されていた。レトルトカレーとしてようやく「ボンカレー」が出た頃かと思う。そのオリエンタルカレーにはキャラクターがいた。イラストで描かれ […]

第7話 ■心理学コント

 以前、テレビのコントで大笑いしたものがある。それを文章でどこまで伝えきれるかという実験を今回は試みたい。ゆっくりと場面を想像しながら読んでもらいたい。  設定は心理学の研究室。教授が何人かの学生を相手に、ビデオを使い、2つの研究事例を紹介 […]

第6話 ■○○な人

 カラオケの1曲目は極めて重要である。特に初めて場を共にする人達との場合は、さらにその重要度が増す。イントロが流れ、マイクを掴んだ瞬間にセンスが査定されてしまう。「何を歌ったか?」、「誰の曲か?」というのは人々の記憶にとどまリ易い。ただ、曲 […]

第5話 ■ネクタイのタグ

 「良いネクタイですね」と言われて、喜んでばかりではいけない。「上着、お預かりします」というのは親切ではなく、それ以上の目的があるのだ。相手は飲み屋のお姉さん。ネクタイを手に取り、素早く裏のタグを確認する。この客は金持ちかどうかを手っ取り早 […]

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