コラム

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第1348話 ■玉入れの特訓

 それは、小学1年生のときの運動会の数日前のことだった。何日も前から続けている玉入れの練習で、僕ら3組は4クラス中いつもビリで、同じ赤組を構成する1組に多大な迷惑を掛けていた。そのことを担任の先生はとても気にしているらしく、「1組に悪い」と […]

第1347話 ■総理突然の辞意

 安倍総理、突然の辞意。そのタイミングには驚いてしまった。一昨日に所信表明演説をしておきながら、その代表質問の日、しかも直前に辞意を表明するとは。  9日にシドニーで「職を賭して」と彼が発言した際に、これで辞める覚悟ができたんだと思ったが、 […]

第1346話 ■裁判傍聴記(4)

 いよいよ裁判所通い3日目。この日も午前中に2件の裁判を傍聴した。最初は違法薬物の裁判。被告人は二人。開廷ぎりぎりに法廷に入ると既に被告人の入場は済んでいた。若い男性二人である。例によって起訴事実を争うことなく、即決裁判にて扱われた。大麻の […]

第1345話 ■裁判傍聴記(3)

 前日に引き続き、裁判傍聴2日目。午前中に2件の裁判を傍聴した。  最初は新規の覚せい剤事案。被告人の名前が二人、同じ苗字で書かれていた。やがて法廷に現れたのは若い夫婦だった。起訴事実を認めて争わないために、即決裁判で審議が進められた。即日 […]

第1344話 ■裁判傍聴記(2)

 前話からのつづき。  この日の2つ目の裁判は強制わいせつ事件。映画「それでもボクはやってない」のように電車内の痴漢か?。否認しているのか?、という期待があったが、実際は路上での痴漢行為だった。被告人は40台半ば、バツイチ独身、無職。ベビー […]

第1343話 ■裁判傍聴記(1)

 今週はちょっと遅い夏休みで、平日も自由な時間がある。まあ、いろいろとやりたいことはあるが、その半分もできれば良いうちだろう。そんな中、ぜひ行って見たいものに裁判の傍聴があった。平日にしかいけない。たまたま朝の予定がキャンセルになったその日 […]

第1342話 ■夏の記憶

 私の感覚としては毎年この8月31日で夏は終わることになっている。それにしても今年の夏は暑かった。今年から登場した「猛暑日」の連発と熱帯夜の連続だった。エアコンがありがたいこと。  ところでこんなに夏が暑くなったのはいつ頃からだろうか?。子 […]

第1341話 ■オヤジの両手握手

 記者会見のスタイル。不祥事を起こした企業などが会見を行う場合、その中の一番偉い人が中央にいて、多少のコメントをし、立ち上がり、何かを確認するように左右にちょっと視線を泳がせた後に頭を下げる。そしてそれに倣って、両脇のおじさんたちも立ち上が […]

第1340話 ■天晴、佐賀北高校

 甲子園、高校野球の話。今大会、わが郷土の佐賀北高校が優勝した。母校ではないが実に嬉しい。地元の優勝は13年前の佐賀商業に次いで2度目のことで、前回はそれほどの喜びはなかったが今回は本当に嬉しい。  それはきっと今大会でのが試合内容にひかれ […]

第1339話 ■全校登校日

 子供たちの夏休みも既に半分以上が過ぎた。休みは嬉しいが、そろそろ暇をもてあまして、友達に会いたくなっている頃かもしれない。そんなときは全校登校日も苦にならない。私が小学生の時は毎年8月1日と21日の2回、全校登校日が設けられていた。  ほ […]

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