第2062話 ■「趣味:読書」の活かし方

 もし自分が就職の採用担当者だとして、応募者の履歴書の趣味の欄に「読書」と書いてあったらどう思うだろうか?。みなさんもその立場で考えて欲しい。もし、面接官として会う機会があったたら、「年間どれくらいの本を読みますか?」「最近読んで良かった本、お勧めの本などありますか?」とか聞いてみたい。どのくらいの冊数を読んでいたら、「趣味:読書」と書ける及第点だろうか?

 本当に読書が大好きで、それにより人生に大きな影響や変化があった。または、本当に余暇のほとんどを読書にあてている、程度の執着があれば良い。あるいは、面接官とのやり取りにおいて、相手を感心させられるような展開ができるのならば良い。ただ、「趣味:読書」と書くデメリットは、「他に何もないので、とりあえず書きました」と勝手に判断される可能性が高い。さらに、面接官自身が読書にさほど関心がない場合には、わざわざ話題を振ってこない可能性も高い。「とりあえず書きました」なら、何事もなくスルーされて、それでも良かろう。ただ、この欄の記述が全く活かせていないことになる。

 私が応募者だったら、次の様に書く「趣味:読書(店頭観察)」。もちろん、それなりの読書量があってのことだ。面接官が「この(店頭観察)とは何ですか?」と、食いついてきたらありがたい。そうでなければ、PRの際などに自分から説明して欲しい。こんな感じだ。「年間には○冊くらい読んでいますが、本はできるだけ書店の店頭で買うようにしています。その際に、平積みされているなどの本のタイトルや傾向をチェックするようにしています」。これで趣味欄の記述がプラスに作用し、面接官の印象は良くなるはずだ。もちろん、そのため実際の店頭観察が事前に必要。そのときにどんな本が人気か程度はおさえておきたい。

 注)婚活パーティーのプロフィールカードでは、通用しません。

(秀)