第164話 ■討入りでござる
うっかりしている間にとうとう、討入りの日を迎えてしまった。今日は12月14日。もちろん忠臣蔵の話である。ところが、NHK大河ドラマ「元禄繚乱」は先月末に討入りを果たし、14日を待たずして、放送は終了してしまった。これでは、熟すのを待てずに […]
「秀コラム」はコラムのデパートです。デパートのごとく、幅広いテーマを対象に辛口&懐かしさに面白さをミックスしてお届けします。
うっかりしている間にとうとう、討入りの日を迎えてしまった。今日は12月14日。もちろん忠臣蔵の話である。ところが、NHK大河ドラマ「元禄繚乱」は先月末に討入りを果たし、14日を待たずして、放送は終了してしまった。これでは、熟すのを待てずに […]
連日で忠臣蔵をテーマに書いているが、最終的な謎である「何故日本人はこんなにも忠臣蔵が好きなのか」の回答を出すには私自身、もうしばらく時間が必要な気がする。NHK「元禄繚乱」の討入りシーンを見ながらじっくり考えて、12月14日頃にその答を披 […]
今年は忠臣蔵イヤーである。特別に今年が討ち入りから何周年というわけではないが、大河ドラマで「元禄繚乱」が放送されるからには忠臣蔵イヤーなのである。そのせいでもないが、関連本が多く出ているのは事実で、本棚を見返してみると、私もこの1年で6冊 […]
先日、ブースカの復活を喜んだが、そう手放しでは喜んではいられない気がして来た。ロボコンの復活も金八先生の復活もそうである。俺たちの旅もきっとそうだろう。かつて20年やそれ以上前に流行ったものがリバイバルされるということは、その当時リアルタ […]
ドラマや映画の脚本の良し悪しは誰にどのような言葉を話させるかも重要であるが、登場人物をどのようなタイミングで登場させ、彼らを如何に引き合わせるかも重要なポイントである。登場する際に視聴者あるいは共演者に与えるキャラクターのインパクトがその […]
最近はドラマや映画で携帯電話を使用するシーンがかなり増えたけど、演出のため、かなり不自然なシーンが多い。まずは着信するケース。いきなり相手も確かめずに出てしまうが、実際は発信者が誰であるか確認しはしないだろうか。それで、声質が変わったり、 […]
「悪魔の証明」という言葉がある。世の中に存在しないことを確かに「ない」と証明することである。論理的に困難で証明のしようがない。現実的に不可能であることの比喩として使われている。ところで、悪魔君はどうなったかな?。水木しげるの漫画の話ではな […]
最近の刑事ドラマは不況のせいか、派手な撃合いやカーアクションを見せ場としたものがめっきり減ってしまった。その一方で、最近の主流は一般の刑事にはない、特殊な推理力や知識で事件の解決を図るものである。 中森明菜演じる杉嶋刑事(階級はたぶん警 […]
近くの中学校の運動会(体育祭)に行ってきた。別にその学校を卒業したわけでも、身内が通っているわけでもない。普通の市立中学校で「お受験」の対象校というわけでもない。 着いたときには障害物競走が行われていた。スタートの時点で各自、布切れを持 […]