ドラマ

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第1996話 ■最終回を覚えていない

 映画でもそうだが、ドラマにおいて顕著である。タイトルや出演者、関係者間の設定や途中での注目シーンやセリフはちゃんと覚えているのに、肝心の最終回の内容を覚えていないことが結構多いことに最近気が付いた。確かに見ていたはずなのに、数クール前の作 […]

第1976話 ■携帯電話の無粋

 私見ではあるが、世の文化的な活動のピークは1980年代だったと思っている。機械技術の進歩で、デジタルによる様々な表現手法はその後に開発されたわけだが、その当時に精一杯の知恵を絞っていた様子や、既に全てのものは出尽くした感があったりして、こ […]

第1956話 ■昨今の著作権に関する騒ぎについて

 週刊少年漫画雑誌を発売日前に入手し、その内容をネットで公開していたとして、国内で初めての逮捕者が出た。報道によると、このサイトが広告収入として得た金銭は3億円超と伝えていた。盗んだもので荒稼ぎをしていた、とんでもない話だ。同様のネタバレサ […]

第1953話 ■憶測のメディア

 人は「憶測」でモノを言う。そして、世の中は「憶測」に満ちている。テレビでは北朝鮮事情が専門家らしい人の口から語られている。特にワイドショー。どんなに事情に詳しい人だろうと、事実関係の証拠がないものは憶測でしかない。見たり聞いたりしたわけで […]

第1934話 ■「夢の中へ」

 探しものをする場合、必ずそこにあるはずということで始める場合と、どこにあるかすら分からないけど、とりあえず探し始めるという場合がある。買ったのは間違いないし、捨てるようなものでもないので、きっと家の中にはあるのだろう。自分の部屋にはないの […]

第1927話 ■タラレバ娘の心理学

 まずは、ドラマ「東京タラレバ娘」の話題から。現在日テレで放送されているこのドラマはアラサー女性3人を主人公にした恋愛ドラマである。この3人を吉高由里子、榮倉奈々、大島優子が演じている。吉高は売れない脚本家、榮倉はネイリスト、大島は実家の居 […]

第1926話 ■「嫌われる勇気」のドラマ化

 アドラー心理学の解説本、「嫌われる勇気」が出版されたのは、確か3年前のことだったと思う。それを今のタイミングで、しかも刑事ドラマ仕立てでドラマ化する意味がよく分からない。主演は香里奈。かなり偏屈な女性刑事を演じている。組織内でも完全に浮い […]

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