第1040話 ■砂の器

 最近ちょっと日々のコラムをさぼり気味で、申し訳なく思っている。1000話達成まで休まず平日連続執筆できたのに、しばらく休んで復活したらこの体たらくぶり。しかし、このゆとりというか余裕があるからこそ続けていけそうな気もする。おかげでテレビ残業の目的は先月達成できた。次の目標は、さて何にしようか?。

 日々のコラムだけではない、読者からのメールに対しても最近は返事も返していない。返事は返していないが、こうしてコラムを書きつづけているのだから私が元気であることは十分すぎるほど伝わっていることだろう。しかし、ごめんなさい。今日はその中から話題を拾って紹介させていただきたい。

 先日の「踊る大捜査線」の話に対していくつか情報を戴いた。コラムに書いた私の「今回も過去の何らかも作品をまねたシーンがないか考えてみたが、今のところ、まだ気が付いていない」という問いかけに対し、「『踊る大捜査線』の題名が『踊る大紐育』のパクリです」という情報が届いた。知らなかった。今度チェックしてみよう。

 一方、「過去の何らかも作品をまねたシーン」という部分でかなり有力な情報も別の人から届いた。その答えは映画「砂の器」である。あまり細かく解説するとネタばれになるのでここでは控えるが、「砂の器」についてインターネットで調べると確かにまねていた。今回映画を見た人は同様に調べてみると楽しいかもしれない。あいにくこの「砂の器」は見たことなかったが、せっかくなので今度チェックしてみよう。

 さらにその人からの情報によると映画の中で深津絵里が「すなのうつわね」とかつぶやいていたらしい。そんなシーンは確かにあった。覚えている。しかし、何と言ったのか実際には覚えてはいないし、そんな意味だったとも気が付かなかった。戴いたメールの情報を私一人で楽しんではもったいないと思い、こうして紹介させていただいた。感謝。

(秀)