第1732話 ■総理もつぶやく

 新年おめでとうございます。今年も秀コラムを宜しくお願いします。今年も張り切って、けどようやくのコラム始めです。

 鳩山総理が今年からTwitterを開始したと、ニュースになっていた。途端に私は「これでブームは終わった」という感じがした。話題性とかでこのような人がそれに飛びつくと、周りは急に冷めてしまう。

 実際に本人がキーを叩いてつぶやいているのかというと、そうではないようで、自分で考えた文章を周りの関係者と相談した結果、担当者がキーを叩いてツィート(つぶやくこと)しているらしい。それって、「つぶやき」か?。一日に1回はツィートすることを目標としているらしいが、外遊のときなどはどうするのだろうか?。ホットラインか何かで官邸の担当者に文章を伝えるのか?。何とハイテクな伝言ゲームだろう。

 総理のつぶやきに対し、9万人以上がフォロー(読者になること)しているようだ。これに対し総理側は律儀にフォーローを返している(お返しで読者になること)らしい。もちろん、その作業をやっているのも本人ではなく、担当者なのだが。ただ、9万人以上もフォローしてしまうと、タイムライン(つぶやきのメッセージが表示される画面領域)はおびただしいつぶやきで溢れてしまい、もはや視認できるものではない。フォローしたところで見ることができないのなら、そんなフォローは意味がない。

 ところで、日頃仕事をしている人はどうやってつぶやくのだろうか?。最近は何かと会社はメールやWebアクセスの監視が厳しい。仕事をしている振りしてキーを叩いているのか?。できれば総理も自分でキーを叩いて欲しいし、執務途中にリアルタイムでつぶやいて欲しいなあ。予算委員会や本会議途中とかにその様子を実況してくれるのなら、私もフォローするよ。「衆議院本会議なう」なんてね。なんなら党首討論をTwitter同士でやるか?。

(秀)