2002年8月

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第823話 ■テレビの「異人」たち

 偉人ではない。異人である。いや、「異人」である。よって、テレビを開発した高柳博士を賞賛する話ではなく、ケントギルバートやケントデリカットといった(かつての)外国人タレントの話でもないため、括弧付きで「異人」(以下、面倒なので括弧省略)とし […]

第822話 ■FOMAのCM

 NTTドコモの次世代型携帯電話として登場しながら、それまでのiモードに比べると苦戦を強いられているFOMA。その状況を示しているかのように私の周りにFOMAを持った人は一人もいない。料金の問題もあるだろうが、私にはその使用例を紹介している […]

第821話 ■夏休みの過ごし方

 世間的には夏休みの人が大半だろう。かく言う私も今週は休みである。先週末は帰省のためか道路も混んでいたが、今日はめっきり車の量も減った。通勤電車もきっと空いていることだろう。しかし、昼間は子供連れで混んでいる筈。お互い大変ですね、お父さん。 […]

第820話 ■「笑っていいとも!」に引導を

 唐突だが、「笑っていいとも!」はそろそろ終わっていいのではなかろうか?。確かに始まった当初は面白かった。「テレフォンショッキング」(今となってはこのネーミングすら恥ずかしいねー)にしても、芸能人の誰と誰が(意外に)仲良しだというのが分かっ […]

第819話 ■サザエさんとのじゃんけん

 ずっと長い間、毎週日曜日のササエさんのエンディングは「んが、うう」と決まっていた。「来週もまた見てくださいねー」と言った後、彼女は手に持った紙袋からお菓子を取り出し、それを空中に投げ上げ、口で受けたところを喉にそのお菓子をつかえてしまう。 […]

第818話 ■クイズ番組の変遷(後編)

 かくして一時期、出題内容が異様に高度化していったが、それもあまり長くは続かなかった。そんな中、「テレビチャンピオン」は巧みにそのスタイルの切替えに成功し、かつてのクイズ形式による知識偏重型から実技重視型になった。一方、「カルトQ」は形を変 […]

第817話 ■クイズ番組の変遷(前編)

 かつては視聴者参加形式のクイズ番組が数多く放送されていた。基本線が問題への受け答えであることはいずれにも共通していたが、正解を答えたことで、次の問題の選択権が与えられたり(「クイズグランプリ」)、陣取りを行ったり(「アタック25」)、単に […]

第816話 ■太陽を盗んだ男

 このタイトルの映画をご存知だろうか?。沢田研二主演で、’79年に公開されている。いつ頃だったか、私はこの映画をテレビ放送で見た。犯罪映画である。犯罪者を主人公にした映画やドラマがしばしば作られるのは確かだが、ちょっとその規模が […]

第815話 ■住基ネット始まる

 懸案の住民基本台帳ネットワークがスタートした。マスコミも反対するぐらいなら、何故もっと早くから騒いでくれなかったのか困ったものだ。反対運動の中に人間を11桁の数値で表現することへの不快感など示したものがあるが、私としてはそんなことは大した […]

第814話 ■私立探偵 濱マイク

 日テレで濱マイクが連続ドラマ化されると聞いて、最初はとても喜んだ。しかし、これまでの放送を見る限るちょっとがっかりしている。映画での濱マイクシリーズが面白かったがための期待であったが、その期待はドラマ開始当初から裏切られ続けている。  と […]