2006年2月

第1268話 ■県庁の星

 この映画のポイントは織田裕二と柴咲コウの二人が出ていることである。それ以外の見所などほとんどない、これまた久しぶりのお粗末映画だった。  織田裕二演じるエリート県庁マンが、一大プロジェクトへの参画を掛けて、半年間の民間人事交流の辞令を受け […]

第1267話 ■肝油ドロップ

 小学校での保健係の仕事の一つに、休み時間に保健室から肝油ドロップを持ってきて配布するというのがあった。授業の途中に具合が悪くなった人を保健室に連れて行くことと並んで、保健係にとってこの肝油ドロップの配布は極めて重要なミッションであった。私 […]

第1266話 ■カーリングに感動

 トリノオリンピックでの日本選手の活躍が振るわない。マスコミなどは原因分析などをやっているようだが、そんな分析以前に答は極めて簡単。実力の差である。日本の選手たちが世界レベルでどうなのかという情報が不足して、あたかもメダルが有力であるかのよ […]

第1265話 ■THE有頂天ホテル

 映画「THE有頂天ホテル」をようやく見た。三谷幸喜監督・脚本とあって、公開前から話題性もあり、公開後も興業ランキングで上位にランクインしている作品である。結論から言おう。それほど大騒ぎするほどの作品ではない。面白いことは確かに面白いが、映 […]

第1263話 ■ドラマと原作本

 今クールのドラマとそれにまつわる話を少々。かつては週に10本近くのドラマをビデオに録りながら見続けていたが、最近はそんな時間も心理的な余裕もなくなってしまった。先クールのあるドラマの終わり3回分が未視聴でまだ残ったままで、これを見るべきか […]

第1262話 ■さんすうせっと

 小学校の入学式の日に新しい教科書が渡され、それらは無償であるが、副教材の一つである「さんすうせっと」は千円での販売であった。上に兄弟がいるような人はそれを使えば良いので任意購入ということだったが、我が家にはなかったため、新たに購入してもら […]

第1261話 ■黒板消し

 黒板消しとの最初の出会いは保育園でのことだった。それは黒板の出会いと等しい。当時、黒板は先生が使う神聖なもので、自然と黒板消しも先生が使用するものと限られた。それがやがて小学校に上がって、黒板に答えなどを板書するようになると、休み時間や放 […]