第2021話 ■機能不全野党

 蓮舫見るたび腹が立つ!。

 今は政府批判をするよりも、機能不全に陥っている野党をよく観察しておく必要がある。彼らが「遅い」と政府を批判しようと、この間に彼らが国民や支持者のために、果たして何かやってくれただろうか?。緊急事態であるという緊迫感がなく、具体的な対案も示さずに、時間を弄して、政府の実働時間を削っているだけではないだろうか?。

 委員会の質問でもどこか他人事。「この事態はいつ終息するんですか?」こんな質問にまともに答えられる人など誰もないはず。ただここに来て、野党幹部の発言がテレビ等で取りあげられる頻度が大きく下がった。緊急事態のために伝えなければならない情報が増えて、そちらに情報バリューとして負けてしまっているわけだ。もはや、野党幹部の発言など、時間尺においてスーパー等の営業時間の告知以下の扱い。これは嬉しいこと。

 しかし、彼らが何ら黙っているわけでなく、相変わらず揚げ足取りな言葉をSNSで吐いている。一般にはあまり目に触れないのだが、わざわざネットニュースがそれを二次ソースとして伝えてくれている。これは困りもの。もちろんそれに対しては多くの批判的なコメントが寄せられている。選挙民は彼らの無能さをちゃんと見ている。

 「自粛と補償はセット」ということはわからなくもないが、いつもの予算審議のようなペースで、駆け引きや交渉などをしている場合ではない。むしろ、各政党はそれぞれ固定の支持者を持っているわけだから、その組織や媒体を使って、そもそもの主張やイデオロギーの壁を超えて、外出自粛などを呼びかけ合うときだ。けどきっと責任を負いたくないんだろう。そんな覚悟では、政権は取れない。

 委員会で揚げ足取りな質問などしている場合ではない。「与野党を問わず、私達国会議員が何か協力できることはないですか?」とでも質問して欲しいものだ。もし自分が総理大臣だったら、きっとこう答える。「頼むから邪魔しないでくれ」って。うーん、けどこれって、懲罰対象になるんだろうな。ナンセンス。

(秀)