第1181話 ■映写機
映写機は少年達のあこがれだった。それは映画館のそれよりも、学校や集会所で臨時に設けられた空間においてのそれがより気持ちが強い。身近なところでカタカタと音を立ててリールが回っているからだろう。レンズから放たれた光とスクリーンの間に小さなゴミ […]
「秀コラム」はコラムのデパートです。デパートのごとく、幅広いテーマを対象に辛口&懐かしさに面白さをミックスしてお届けします。
映写機は少年達のあこがれだった。それは映画館のそれよりも、学校や集会所で臨時に設けられた空間においてのそれがより気持ちが強い。身近なところでカタカタと音を立ててリールが回っているからだろう。レンズから放たれた光とスクリーンの間に小さなゴミ […]
ただいま、昭和ブームである。一口に昭和と言ってもここは30年代、40年代が対象だ。すなわち、日本が最も元気が良かった時代である。約40年という間隔も丁度いいのだろう。かと言って、例えば20年後に昭和50年代や60年代がブームになりそうな要 […]
こんな映画があると、「日本映画もまんざらではない」という気になる。日本人なら、もっと日本映画を見るべきだと思う。本当に良い映画だよ、これは。「スウィングガールズ」。今日もあわせて2回も見てしまった。 山形を舞台に、高校生がジャズバンドを […]
第二次小泉改造内閣が今日発足した。ここ数日、ライブドアと楽天の話題の次ぐらいに控えていた内閣改造の話である。「派閥人事をどうするか?」、「サプライズ人事はあるか?」と予測記事が新聞紙面を飾っていたが、出てきた閣僚の名前を見てびっくり。初め […]
今年最大の話題の本と言えよう。「世界の中心で、愛をさけぶ」。映画にもなったし、ドラマにもなった。とりわけ映画はロングラン。それにより本の売上にも拍車がかかった。どれくらいのものかと思い、読んでみた。つまんなかった。ドラマを見てストーリーを […]
「物欲」という名前のファイルがあり、それを電子手帳で日々メンテナンスしている。日々買いたいと思ったものの名前や型番、実際の値段なんかを記している。電子データの良いところでメモ形式のそのファイルは買いたいもの順に並んでおり、順番も簡単に入れ […]
かつて、平凡や明星という雑誌に子役募集の広告が載っていた。そのページにはその事務所に所属し、芸能活動をしている役者の写真と何に出ているかが紹介されている。ときは折りしも金八シリーズ華やかりしとき。学生服を着た写真の下に「金八先生 ○○役」 […]
「キラーコンテンツ」なる言葉がある。必殺技というニュアンスか?。ブロードバンドのキラーコンテンツというものを世間が探しだして久しく時間(IT時間の尺度によると)が経っている。せっかくのブロードバンドを生かすようなコンテンツを探しているわけ […]
今日も会社の帰りに映画を見て帰った。明日が休み、という金曜日でもないのに、この日を選んだのは、今日が入場料千円の映画サービスデーであるためだった。 さて、今日見た映画は「深呼吸の必要」。沖縄のある島でサトウキビ刈りをやる、七人の若者たち […]
今日は仕事帰りに映画を見て帰った。終業後、ダッシュで会社を抜け出し、新宿へと向かう。会社から目的の映画館までは30分弱を要する。前回、会社帰りに映画を見たのは「ホテル・ヴィーナス」だった。そのことをコラムに書かなかったのは、まあ、そういう […]