東京

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第1689話 ■解散目前

 ここ数日の政局についてから。東京都議会選挙の結果はほぼ予想通りだった。「蟹工船」効果で共産党の議席は増えるのかと思っていたが、実際には議席を減らしてしまい、自民対民主の攻防に埋没した格好だった。公明党は投票率の割には意外に堅調だった。中選 […]

第1671話 ■新型インフルエンザ狂奏曲

 兵庫、大阪を基点とした国内の新型インフルエンザ感染の話。まあ、こういって呑気にコラムなんぞを書いていられるのも、その毒性が弱く、季節性のインフルエンザ程度ということに他ならない。そんな中、個人的な感じとしては感染が判明した患者数の増加が思 […]

第1663話 ■郷土で巨人戦

 当コラムの記念すべき第1話は「電車がないということ」に始まり、都会に住む人々へ「電車」という視点から私が生まれ育った田舎の生活ぶりを紹介してみた。電車が全くないというわけではなく、それはよそ行きの乗り物であって、ほとんどの人は電車に乗ると […]

第1662話 ■アンテナ商法にご注意を

 地デジテレビでエコポイントの還元があるとやらで、早速買い控えが発生しているらしい。まあ、一時的なものなのだろうけど、このエコポイントによる販促策の効果はどれほどの結果をもたらすのか、大変興味深い。既に買ってしまった人には不公平だとの声もあ […]

第1656話 ■「四月物語」ふたたび

 毎年この季節、4月となる度に風物詩のように私は「四月物語」という映画を見ないと気がすまない。松たか子の初主演映画である。今年も今日見終わった。  松たか子演じる楡野卯月(にれのうづき)は、この4月に東京の大学に通うために北海道から上京して […]

第1654話 ■新しき人への期待

 春が来た。桜の花は幾分早く開いたが、その後に寒い日が数日続いてしまった。しかし、4月の声を聞くと気温も徐々に上昇し、東京の桜はまさに満開の花盛りだ。とりあえず今年は柴又で桜を眺めた。自宅から矢切の渡しまで徒歩で約10分。渡し舟に乗って、帝 […]

第1650話 ■上京20周年

 今からちょうど20年前、正確な日付までは覚えていないが、3月の今日くらいの日に田舎から就職のために上京してきた。地元の駅から、後に嫁となった彼女の見送りを受け、特急電車に乗り出発した。途中で新幹線に乗り換え、東へと向かう。「木綿のハンカチ […]

第1646話 ■落語協会分裂騒動

 落語界はドラマだ。いや、ドラマだった。そして歴史である。現在、東京には4つの落語団体があって、最も大きいのが落語協会、次いで落語芸術協会となる。そして、円楽一門会と立川流。後者の2団体は30年程前に落語協会から分裂独立している。特に後に円 […]

第1624話 ■感染列島

 「新型インフルエンザ」なるものが、水面下で話題になっている。既存の季節性インフルエンザとは異なり、鳥インフルエンザが突然変異を起こし、それがヒトとヒト間で感染する状態になったものが新型インフルエンザと考えられている。抗体を持った人間がいな […]

第1623話 ■東京少女

 映画の話を少々。「東京少女」というタイトルである。夏帆演じる主人公の女子高生、未歩があるビルの階段で地震が起きた瞬間に、携帯電話を落としたところ、その携帯電話が約百年前の明治時代にタイムスリップをしてしまう。そこで携帯電話を拾ったのが、小 […]

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