東京

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第1502話 ■名ばかり残業手当

 今年の1月に東京地裁で判決が出た、日本マクドナルドに対する、同社店長の残業手当支払い請求訴訟で「名ばかり管理職」という言葉が注目された。従来からあった言葉なのかどうかは分からないが、言い得て妙なネーミングだと思った。ポイントは地裁の判決が […]

第1465話 ■花見の思い出

 東京で桜の花が咲いた。まだ咲いていない枝の先もピンクに色づいていて、光に透けると、もう秒読みであることを告げている。この週末はほぼ満開に近い状態で、各地で花見の賑わいだろう。通勤電車からの風景にもピンクの塊があちこちに見えて、それだけでも […]

第1431話 ■銭湯とオリオン座

 立春を目前にして、東京でも雪が降って積もった。暦の通り、これで大寒の終わりとともにいくらかずつでも暖かくなっていって欲しいものだが、果たしてどうだろうか?。こんな寒い時期はやはり風呂が気持ち良い。ちょっと熱い感じの湯にじーっと浸かっている […]

第1408話 ■私的・小景異情

 親戚に不幸があって、急遽クリスマスの3連休は郷里・佐賀に帰っていた。2年振りの帰省であるが、街は相変わらず寂れていた。午前中に連絡があって、午後に出掛けるという慌ただしさの中、荷造りをする中身は、着替え等の他にポータブルAVプレーヤー、モ […]

第1400話 ■FMリクエストアワー

 私が中高生の頃(25年ほど前になる)に、地元のNHK FMの音楽番組を土曜日の午後は聴いていた。「FMリクエストアワー」という番組名で、私たちはこれを略して「Fリク」と呼んでいた。地元の局のアナウンサーと素人のアシスタントによる番組で、レ […]

第1396話 ■落語の団体

 東京には現在4つの落語の団体が存在している。1つ目は落語協会。鈴々舎馬風師匠が会長を務めている。最大会派で言わば自民党みたいなもんかな。2つめが落語芸術協会(略称:芸協)。おなじみ、桂歌丸師匠が会長を務めている。2番手の会派だから民主党と […]

第1391話 ■旧友との再会

 先週末の話であるが、高校のときの友達3人と飲みに出掛けた。うち一人(以下友人Aという)は十数年前に仕事のイベント会場でばったり会ったがそれ以来。またもう一人(以下友人Bという)は社会人になったばかりのとき、郷里で会ったが、もう18年くらい […]

第1374話 ■ちりとてちん

 最初、「ちりとてちん」と言葉を聞いたときには、落語の演目のそれだと思っていた。その日の碁会が急に中止になってしまい、料理が残ってしまった。そこでご隠居がへそ曲がりで知ったかぶりで愛想のない寅に声をかけ、食事に招待するが、寅は文句を言いなが […]

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