落語

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第2070話 ■江戸は意外と狭い

 時代劇が好きであるが、実際の土地勘が加わると余計に楽しめる。自分の場合は、落語での地理と並行でこの辺りを楽しんでいる。江戸=東京という感覚の人も多いと思うが、江戸は意外と狭い。23区どころではない。位置関係としてはちょっとずれるが、広さと […]

第2055話 ■フリップ芸

 お笑いのスタイルとして「フリップ芸」というのがある。基本的にピン芸(一人芸)ということがほとんどだ。実はこのスタイル、私はあまり好きじゃない。もちろん、中には面白いものもある。ただ、同じネタが2度笑えることはない。漫才とかは同じネタだとわ […]

第1963話 ■デジタルの誤差

 コンピュータをはじめ、デジタル機器が2進法を採用していることについて。実はこの理由をきちんと説明できる人は少ないのではなかろうか?。その答は大きく2つある。1つ目は、構造が単純であるため、ノイズに強いこと。そしてもう1つは、構造が単純であ […]

第1883話 ■議員サイトについて

 「せめて、名前と顔だけでも覚えて帰ってください」というのが、若手落語家の常套句だ。とにもかくにも覚えてもらうことが先決である。芸事に精進して実力が付けば、というわけにはいかない。彼らは日頃からいろいろとこの点においても努力をしている。   […]

第1871話 ■情報化とは、その総体のこと

 例えば、寄席や落語会で演者が話したことは、その会場限りというのが従来の決まり事で、口外禁止。そのためかなり際どいことを言っても、わざわざ金を払って見に来ている人たちだから、苦情どころか、それをむしろ楽しんでいる人がほとんどだった。それがや […]

第1857話 ■還暦の意味

 Facebookなどで、「還暦を迎えました」なんて自己による書き込みをたまに見ることがある。ただ、この「還暦」の解釈はほとんどが間違っている。多くの人は60歳の誕生日が来たことで「還暦」と言っているが、本当はそうでない。文字通り、暦が一周 […]

第1848話 ■楽屋より、あるある噺

 千葉県八千代市にある地方落語会の裏方を手伝うようになって、早いもので6年が経った。以前みたいに寄席や落語会には行くことはすっかりなくなったが、毎月のこの裏方は続いている。裏方とは、楽屋係である。楽屋からの進行と出囃子を鳴らすこと。そして、 […]

第1810話 ■電子書籍だくだく

 雑誌の「書斎」特集記事なんかに出てくる著名人や作家人の書斎の写真を見るのが好きだ。おびただしい蔵書の数。おそらくそれが全てではなかろうと思うが、立派な書棚にたくさんの本が並んでいて、けどある人はそこに収まりきらずに、平積みになった本もある […]

第1807話 ■名刺と肩書き

 あなたは名刺をお持ちだろうか?。勤め人であれば、普通は一種類の名刺を持っていることだろう。会社のみんなが同じデザインで、グループ会社のそれも同じだったりする。ただこれは使い方が極めて簡単である。ビジネスの場で相手と交換すれば良い。中には「 […]

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