2002年9月

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第852話 ■ウェルズからの招待状(2)

 時間をちょっと戻さなければならない。例のクレオパトラが現れる半年ほど前だろうか。アメリカで1冊の本が出版されている。「ウェルズからの招待状」というタイトルの本だが、ほとんどこの本のことを知る人はいなかった。著者はハーバート・ジョージ・ウェ […]

第851話 ■ウェルズからの招待状(1)

 クレオパトラがエジプトに現れた。天から降ってきたのか、地から湧いて出てきたのか、その現れる瞬間を見たものはいないが、砂漠に一人佇むその美しき女性は自らをクレオパトラと名乗った。確かに目鼻立ちがくっきりとした美形であるが、人々が思っていたよ […]

第850話 ■校外学習

 本日、我が長男が「校外学習」に出掛けた。耳慣れた言葉に置き換えると「遠足」である。歩いていくわけでないけど、私達はそう呼んでいた。バス旅行というのも単なる慰安で、学習的な要素が抜け落ちてしまう。かと言って、宿泊を伴うわけでないので、修学旅 […]

第849話 ■すみれSeptember Love

 実はこの曲のタイトルで、去年コラムを書こうと思ったが、時期を逸してしまった。特に何を書くかを決めていたはずではないので、一年後にしても大した影響はない。かえってそれで、この曲がリリースされて丁度20年と、区切りの良いタイミングになった。 […]

第848話 ■骨フェチ

 先週の予告どおり、「世界最大の恐竜博2002」に出掛けてきた。最終日直前とあってこの日も大幅な混雑が予想されるため、8時には着いて並ぶ覚悟で出掛けた。開場までの1時間半を座り込むためにレジャーシートまで持って乗り込んだが、その日は開場を予 […]

第847話 ■夫婦別姓

 特に今旬の話題というわけではないが、身近でちょっとした問題提起を受けたので書くことにした。女性が婚姻を理由に男性の姓にそれを変える(もちろんその逆もあるがそれは少数)のは従属的であり、男女平等の観点からはよろしくないという事だろう。それに […]

第846話 ■拉致報道について

 先日の日朝首脳会談に対する、国内の反応がちょっと分かりにくい。一部マスコミでは、政権の危機にもつながる首相の責任論が持ち出されていると小泉総理に対する逆風を報じているが、世論調査では必ずしも積極的ではないものの、首相支持と肯定的な受け止め […]

第845話 ■日朝首脳会談について

 外交問題に感情を持ち込むべきではない。日朝首脳会談で小泉総理は良くやったと思う。確かに拉致事件で死亡が確認された家族の方々には本当にお気の毒としか言い様がない。しかし、結果は結果として、北朝鮮が拉致の事実を認め、それに謝罪するなど大方は予 […]

第844話 ■恐竜博に行きたいけれど

 幕張メッセで開催されている「世界最大の恐竜博2002」が大人気らしい。夏休みは連日、親子連れが海浜幕張駅を埋め尽くしたかと思うと、今月になっても休日はこの勢いが衰えず、単日の最大入場者数記録を今月になって更新している。新聞報道によると昨日 […]

第843話 ■初めてのラジカセ

 私が初めて自分専用のラジカセを手に入れたのは小学4年のときの誕生プレゼントで、既に働いていた長兄が私に買ってくれた。ラジカセを手にした小学生が最初にやることといったら何だろうか?。「自分の声を録音して聞いてみる?」。確かにそんな人も多いか […]