(秀)

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第948話 ■青年実業家

 一般的に職業それぞれに対する、スタイルのイメージと言うものが存在する。普通に我々が目にする姿のものであれば、そのイメージが実物と大きく違うことはまずない。しかし、イメージだけが先行して一般に目にすることのない職業となると、誤ったイメージに […]

第947話 ■スピード散髪

 先週末、息子を床屋に連れて行った。今までは家の近くの床屋を利用していて、息子一人で行ったりもしていたが、正直、カットが下手なのでやめることにした。顔剃りも洗髪もなく、おまけに下手なカットで二千円というのが耐えられなくなった。そこで、出掛け […]

第946話 ■CDとの遭遇記

 CDが世の中に登場したのは私が高校1年生のときだった。市販されたのはその年の終わりか翌年頃だったかもしれない。’82年のことだ。最初にその情報に接したのはFM系のオーディオ雑誌での記事だった。特に当時FMにはまっていたわけでな […]

第945話 ■小学校最大の思い出

 小学校の卒業が迫った、時期的には丁度今頃。校長先生と一緒に給食を食べるといったイベントがあった。一学年160名ほど生徒がいて、毎日5、6人の児童が交代で校長室で給食を食べるものだ。給食の配膳が終わると、その日割り当ての児童はお盆を持って校 […]

第944話 ■歯磨き指導

 今年も例年の通り、社内健康診断がやってきた。35歳になってからは毎年胃の直接撮影が行われる。バリウムを飲んでのあれである。これ以外にも、25歳と30歳の節目の年には同様の検査が行われていたので、同僚達と「今年はバリウムあるの?」なんてお互 […]

第943話 ■第13代 市川團十郎

 今週は市川新之助の隠し子騒ぎがあった。世間では賛否いろいろと反応があったと思うが、わざわざNHKに抗議の電話をする奴もする奴だが、それをわざわざ「NHKに抗議殺到」と報じるバカマスコミにも頭に来た。「あっ、そう。苦情来てますか。大変ですね […]

第942話 ■母さんは知っている

 冷蔵庫の一番上の段の奥の方にコンビニの袋が置かれている。中身は2個らしい。そう、妻に言われて見てみると、確かにコンビニの袋が置いてある。しかし、中を確認してまで見ることはしない。自分の覚えのないこの袋を発見し、気になって中身を確認した妻。 […]

第941話 ■納車待ち

 通販で何か物を買うとする。実際に物が届くまでの間も楽しいが、それ以上に、「買った(買う)からにはすぐに手に入れたい」という気持ちが遥かに勝っている。できるものなら現物を見て、その場で持ち帰りたいと思う。このために、例えば秋葉原の街をグルグ […]

第940話 ■アトム間近

 21世紀始まって最初の近未来らしいビックイベントは「アトムの誕生」だった。21世紀という言葉の響きに憧れに感じていた頃から私にとってはそうだった。そしていよいよその誕生のときを今年迎える。2003年4月7日、彼は誕生することになっている( […]

第939話 ■京葉線通勤快速途中停車

 受験シーズン真っ盛り。勉強の追い込みの傍ら、健康管理に気を遣わなければならないこんな時期の受験というのはいつ思っても過酷なものだ。このために上京した受験生なんか、試験当日に会場にたどり着くだけでその日のエネルギーの40%ぐらいは使い果たし […]

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