(秀)

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第608話 ■戦闘開始

 「戦闘(戦争)開始、みなみな開始ー」(突撃ラッパのメロディで)。何とも空恐ろしいが、小さい頃こんな歌で始まる遊びで遊んでいたようだ。雪合戦のときなどはそうだ。しかし、雪などあまり降らないところで育った。にも関わらず、この歌詞とメロディは覚 […]

第607話 ■犯人心理と先読み

 テレビで刑事ドラマを見ながら(と、言いつつ、刑事ドラマはあまり見ないけど)、一瞬私は犯人の心境になってみる。追い詰められて行く犯人(犯人が分からない時点でも)の心理がうまく描かれているか?。ドラマの善し悪しはこういう楽しみ方ができるかどう […]

第606話 ■読書について、ふたたび

 前話の「読書の秋」について、常連読者から感想メールが届いた。その人は図書館派で、読みたいものはそこで借りて読むらしい。買っていたら、それこそ本棚が溢れてしまうのが、主な理由らしい。確かに説得力がある。ついでに金も掛からないとなると魅力的だ […]

第605話 ■読書の秋

 秋だ。芸術の秋、食欲の秋、味覚の秋、スポーツの秋。秋の夜長。なら、やはり読書の秋だろう。我が本棚には買ったまま読んでいない本が溢れている。カバーを付けてもらっているので、すぐさま本のタイトルは分からないから、タイトルを見て、「ゲゲ!」って […]

第604話 ■共同募金

 10月1日は暦の上で、様々な日であった。日本酒の日であったり、コーヒーの日、印章(ハンコ)の日、浄化槽の日、法の日であったり。そして、共同募金の開始日として、赤い羽根の日でもある。この日の朝、通勤途中、新橋駅でJRから都営地下鉄に乗り換え […]

第603話 ■ミスターの一番長い日

 前回のコラムで「長嶋監督の辞任」と書いたら、その日のうちに彼が早々に辞任を発表してしまった。あまりものタイミングに我ながら驚いている。このとき、懸案のニュース速報がテレビのテロップとして流れたかどうかは未確認。お気づきの方はご一報を。   […]

第602話 ■ニュース速報

 ドラマ「ブラック・ジャック」を見ていたら、ニュース速報のテロップ。「ついに戦闘開始か?」、それとも「またテロか?」と、一瞬息を飲む。やがて流れて来たテロップは「近鉄バッファローズ優勝」であった。拍子抜け。「何がニュース速報じゃー!」。   […]

第601話 ■オスカー・バルナック

 35ミリフィルムのカメラを初めて作ったのはドイツのライツ社(現ライカ社)であった。そもそも、これは映画用のフィルムである。このフィルムの2コマ分を使い、24ミリ×36ミリのフィルムサイズカメラを作ったのが同社のオスカー・バルナックであった […]

第599話 ■ラジカセの話

 そもそも私の記憶に根付いている最も古いテレコはナショナルの「スナッピー」であった。フィンガー5がCMするカラフルなテレコである。ラジカセの話と言っておきながら、わざわざテレコと言い分けるのは、ラジオが確かなかったからだ。昭和48,9年のこ […]

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