2003年10月

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第1079話 ■マニフェスト

 今年も早いもので残すところあと2ヶ月となってしまった。「なんでだろう?」は既にピークを過ぎ、かつての勢いはないものの、かろうじてテレビなどでの露出を続けている。脈あり、といったところ。「ゲッツ!」は子供たちの間ではまだ多少生き長らえている […]

第1078話 ■よく見てみたら

 今日は先日のツーショットポスター話のフォローとお詫びを。よく見てみたら、それは犬ではなく猫だった。私が先日のコラムに書いた、犬とツーショットの衆議選候補者のポスターは選管が用意した街角の掲示板に貼られているものとは別物だ。それは先日からも […]

第1077話 ■ツーショット頼み

 いよいよ衆議院選挙が公示され、今日から選挙戦が始まった。ちょっと気になって調べてみたら、私が住んでいる所の小選挙区は過去に結構な激戦を繰り返していた。前回は民主党が勝って、その前は自民党が勝っていた。得票数も結構肉薄して、投票直前でも当落 […]

第1076話 ■ターナー

 とりあえず形から入る、という方法がある。月に数回、夕食のときに餃子を焼く。焼きの状態は上々だが、盛り付けがうまくいかない。中華屋のように、きちんと皿に焼き面が上を向いた状態で盛り付けができない。一度に20個あまりを焼き、それを一つの大きな […]

第1075話 ■80%

 80%というのは実に気持ちの良い数字だ。ものごとをやり遂げていく過程で、この80%までは比較的容易にたどり着ける。しかしここから先の20%の詰めの作業がそれまで80%のために費やした以上のエネルギーや時間を要してしまうこともざら。そのまま […]

第1074話 ■ツーショット

 選挙が近い。時間貸しの駐車場ににわかにプレハブの建物が現れた。あれはきっと選挙事務所なのだろう。朝の駅頭が騒がしくなった。のぼりを立て、予定候補者が出勤する人々に挨拶なんかしてやがる。こんなときだけ、という感じがかえって有権者の反感を買っ […]

第1073話 ■故郷の古本屋にて(2)

 私が帰省中に故郷の古本屋で買い求めた本は小学校の百周年記念誌だけではなかった。もう一つ私の名前が載っている本があり、それも買い求めた。それは高校の同窓会名簿である。ほぼ10年おきに名簿を発行していて、その前の号は持っていたが、平成7年版と […]

第1072話 ■故郷の古本屋にて(1)

 昨日から休暇を取って故郷に一人里帰りしている。中途半端な時期で、しかも平日であるため、遊び相手もいない。よって、古本屋めぐりをして時間を潰す。家人が前回里帰りしたときに見つけたという古本屋に花登筐の本を探しに行ってみたが、あいにく見つから […]

第1071話 ■リメイク

 宅配ピザを注文して、私の場合、3%くらいの割合でオーダーとは別のピザが配達されてくることがある。人間のやることだからミスがあるのは当然のことだが、それを予測して店側もきちんとマニュアルが整備されているらしい。店と言うかチェーン側でルールは […]

第1070話 ■コスモAP

 私が最初に買った自動車はこのコラムでも何度か書いたが、スカイラインジャパンであった。ガソリンスタンドでバイトしながら、そこの従業員の人づてで探してもらった18万円の代物だった。小学生の頃からスカイラインは大好きだったため、わずかこれっぽっ […]