2005年

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第1214話 ■窓の明かり

 マンションの3階の道側角部屋。ここが我が家である。道路に面しているので、帰り道、部屋の明かりが点いているのか分かる。子供部屋2つの明かりが点いているのが分かるとホッとする。子供部屋の電気が点いているということは彼らは居間にはいないと言うこ […]

第1213話 ■兄弟ゲンカ

 私には9歳離れた兄がいて、昔よくケンカをした。年の差から言って、いつも決まって泣かされる結果となる。誰の善悪かはさておき、「勝てないんだからやめなさい」というのが母のお決まりの台詞。この言葉をしゃくりあげながら何度聞いたことか。しかし、兄 […]

第1212話 ■白い羽根の行方

 そう言えば、5月は赤十字運動月間だったはず。小さな赤十字のマークが付いた白い羽根が配られ、幾ばくかの募金をする。私の記憶が正しければ、緑の羽根が6月。それに最もメジャーな赤い羽根は10月だ。何故こんなことを記憶しているかと言うと、中学生の […]

第1211話 ■マスコミの暴走

 先日の福知山線の事故当日、JR西日本の車掌(管轄区は別)が慰安のボウリング大会をやっていたと報じられている。言語道断の話であるが、今回はそれを報道する側の異常ぶりに辟易。その後、飲み会に行ったのが何人。さらに二次会に行ったのは何人。直接事 […]

第1210話 ■ミニディスクの行く末

 私のミニディスク(MD)歴は8年に至る。コンポ、ウォークマン、カーステレオと早々に揃え、つい最近まで、レンタルしたCDを録音して、それとなく問題なく過ごせてきた。かなりの枚数のMDを所有している。ところが、今のようにMDがメディアとして現 […]

第1209話 ■瑠璃の島

 今クールのドラマも初回の放送を一通り終わったところ。さて、その中で優れたものがあったので今回はそれについて書きたい。そのドラマのタイトルは「瑠璃の島」。日本テレビ、「ごくせん」の枠の後継番組だ。主人公の役名が瑠璃である。この瑠璃を演じると […]

第1208話 ■ポキさん

 私が通っていた中学校は付近の3つの小学校から生徒が集まってきていた。私立の中学校なんてないから、まずほとんど小学校から自動的にその中学校に送り込まれる。このため、小学校でのキャラクターやポジションというのは、これまたほとんど同じ形で中学校 […]

第1207話 ■7度目の春が来た

 春が来た。春はやはり四月が良いし、新しきことはこの季節にふさわしい。そう言えば、この秀コラムを始めたのも四月だった。早いもので6年の時間が過ぎたことになる。6年と言えば、今春、長男が中学生になった。と言うことは彼が小学一年生のときに始めた […]

第1206話 ■オトナ語の世界

 今読んでいる本の話。糸井重里氏監修の「オトナ語の謎」という本が面白い。この本が最初出版されたときにその存在を知っていたが、最近文庫本として再出版されたため、ようやく買って読んでいる。オトナ語とは一般生活では使用しない、ビジネスで使用する言 […]

第1205話 ■紅白餅

 私が小学生の頃、学校で年に数回、紅白餅が配られた。そのうちの一回は運動会の日に、そしてもう一回は三学期の終業式の日に。これに○周年記念などのお祝い事が加われば、その日にも配られる。中に黒餡の入った軟らかい餅である。白い紙袋に入れられ、袋に […]

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