2010年

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第1763話 ■電子書籍考

 iPadの日本上陸を受けて、にわかに国内でも電子書籍、電子出版に対する注目が高まっている。電子ブックリーダーの本家とも言えるKindleの日本語対応化については、その対応の有無自体についても未定のままだが、米国でシェア2位につけているソニ […]

第1762話 ■遺稿整理

 最近、ある人の遺稿の整理に着手した。その人と存命中に面識があるわけでなく、また、遺族の方からの依頼があったわけでもないが、見つけ出した宝を何とか本などの形にして日の目を見る状態にしたいと思っている。ちょっとした出版プロデューサー気取りであ […]

第1761話 ■次は誰か?

 支持率が20パーセントを割り込むと危険水域とは良く言ったもんだ。先日緊急に行われた内閣の支持率調査で20パーセントを割り込んだ矢先、鳩山首相は辞意を発表した。昨日の小沢幹事長との対談直後、親指を立てた「サムアップ」というサインを見せていた […]

第1760話 ■元教員という肩書

 私がまだ田舎に住んでいた頃、地元に地方新聞があって、その新聞は地元では大手新聞を抑えて、圧倒的なシェアを誇っていた。習字や遠足の敷物として、学校に新聞紙を持ってくるときには、誰もがその新聞を持って来ていた。別の新聞を取っている家でも、大抵 […]

第1759話 ■読むライセンス??

 貸本というのは古くからあるスタイルであるが、それはまだ本を買うことがある種の贅沢であった時代の話だ。現在ではかなり廃れてしまっている。当時は貸本専門の出版というものもあったようだ。特に書籍を複写するようなことは手間やコスト、それに技術の面 […]

第1758話 ■蔵書を電子化する計画

 私の部屋の一面は天井までの本棚になっていて、正確な冊数は分からないが、そこそこの蔵書持ちである。読んだ本が4割で読んでいない本が6割といった感じだ。一度読んだ本を再び取り出して読み返すことは極めて稀だが、なかなか手放すことができない。文庫 […]

第1757話 ■圓生襲名問題について

 落語の世界は歌舞伎の世界ほどではないが、襲名においてはやはり血縁関係によるものが多い。現林家正蔵、三平しかり。実力から言えば六代目小さんは小三治が襲名するのが妥当だったと思うが、先代の実子が襲名した。この血縁襲名を将来にわたって見通すと、 […]

第1756話 ■モバイル過渡期

 日頃、ネットブックを携行している。会社に行く日も、休みの日に寄席に落語を聞きに行く日も携行している。休日に使用している散歩用のバッグにスッポリと収まり、これと本を1冊一緒に持ち出している。平日は通勤途中(主に帰り)に開き、プライベートのメ […]

第1755話 ■スマートフォンブーム

 巷ではスマートフォンブームのようだ。モノ系雑誌ではiPadの情報とあわせてiPhone対抗のスマートフォンの特集が組まれている。NHKですら先日の「クローズアップ現代」でスマートフォンを取り上げていた。いささかマスコミや関連企業によって無 […]

第1754話 ■整いました

 Wコロンというコンビの一方、ねづっちが今ブームである。彼は謎掛けをやる人、天才謎掛け師だ。会場から自由に挙げてもらったお題に即答する。その早さは10秒足らず。本当に早いし、その答えに感心させられる。そしてひらめいた際に、彼は手を挙げて「整 […]

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