文化

3/4ページ

第997話 ■老人文化の今後

 大雑把に「老人文化」と言ってしまうと甚だ乱暴な話だが、仮に30年後、この文化は果たして現存しているのであろうか?。それは例えば、演歌であり、浪曲であり、歌舞伎であり、芝居に、寄席演芸などである。それに水戸黄門をはじめとする時代劇。老人層だ […]

第952話 ■老人マーケット

 これから先、日本の人口は減少へと転じる。いくら人の寿命が延びようとも、少子化の影響の方が大きいわけだ。これは日本の歴史上、初めてのことである。確かに資源や環境の点から考えれば、人口は減少した方が良いのかもしれないが、若い人が減り、老人が増 […]

第925話 ■「壊すな」と叫ぶ人々(2)

 もう1つの話題は、言わずもがな、東京品川区の美智子皇后の実家、旧正田邸の解体を巡っての問題についてだ。「残すべき」と主張する人々の内容がいくつかに分かれていて、そのためか解体の是非を判断する上で私も多少迷うところがある。有無も言わさぬよう […]

第817話 ■クイズ番組の変遷(前編)

 かつては視聴者参加形式のクイズ番組が数多く放送されていた。基本線が問題への受け答えであることはいずれにも共通していたが、正解を答えたことで、次の問題の選択権が与えられたり(「クイズグランプリ」)、陣取りを行ったり(「アタック25」)、単に […]

第809話 ■元彌飛ぶ

 和泉元彌って、それほどメディアとしての価値があるか?。先週土曜日についに話題のダブルブッキングの大移動が行われ、テレビでもその模様が報じられた。ところで、ダブルブッキングという言葉についてだが、時間帯が明らかに重なっていれば、それはもうダ […]

第733話 ■3年が経った

 今日は記念すべき日である。「秀コラム」は3年前の今日、4月9日に誕生した。その日は金曜日。翌日からいきなり休みなのは、続けていけるのかちょっと不安があったからだったような。とりあえず始めるにあたり3つのコラムを書いた。その中で最も自分が面 […]

第730話 ■レンジファインダーカメラ

 カメラ市場でちょっと変わった現象が起きている。デジタルカメラの普及でいわゆる銀塩フィルムカメラの市場は小さくなって行きながらも、レンジファインダーという分野のマニアなカメラがここにいたってかなり熱い。そもそもこの市場はそれほど大きくなく、 […]

第727話 ■嘘つきの文化

 日本国憲法第41条。「国会は、国権の最高機関であって…」。読者諸氏ぐらいであればこの条文は誰でも知っていることだろう。ところがこの国会が今や国の最高の嘘つきの集まりと成り下がっている。いつの間にやら他の騒ぎで注目されなくなって […]

第689話 ■瀬戸ワンタン

 原曲は「瀬戸の花嫁」。デビュー当時は普通の歌手だった小柳ルミ子の当時のヒット曲だった。それが何故かポピュラーな替え歌に大変身。30歳代後半の人なら小学生時代に耳にしたはず。全編、歌詞の言葉尻にしりとりの要領で食べ物の名前がつながる。「瀬戸 […]

第637話 ■炬燵は偉い!

 母方の実家には掘り炬燵があった。爺ちゃんはいつも柱のある場所に座って、座ったまま舟をこいでいた。随分昔は確かに七輪が中に入っていて、そして周りにはすのこが敷いてあった。それがいつの間にか、電気式の赤外線ヒーターになっていた。その当時は友達 […]

1 3 4