(秀)

146/209ページ

第638話 ■浜省

 ダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで」で何故だか浜田省吾が笑いのターゲットになっている。番組のオープニングで流れるロケもの(ステージではないやつ)で「浜省だらけの野球大会」というのと「浜省だらけの大運動会」というのが放送された。  いで […]

第637話 ■炬燵は偉い!

 母方の実家には掘り炬燵があった。爺ちゃんはいつも柱のある場所に座って、座ったまま舟をこいでいた。随分昔は確かに七輪が中に入っていて、そして周りにはすのこが敷いてあった。それがいつの間にか、電気式の赤外線ヒーターになっていた。その当時は友達 […]

第636話 ■ナウなヤングにバカウケ

 死語の世界へようこそ。今時分、「ナウ」も「ヤング」も「バカウケ」も、そんな言葉を使う者はまずいない。ましてや一文の中にこれだけの死語を集めて話す奴は皆無だ。オヤジギャクのサブさ(きっとそのうちこの言葉も死語になるだろうが)に匹敵する、周り […]

第635話 ■コロコロコミック

 私はかつて、雑誌好きの少年だった。小学生の間は、小学館の学年別学習雑誌(分かりやすく言えば、「小学○年生」)の他に、テレビマガジンかテレビランド、それに冒険王などの少年漫画雑誌を購読していた。週刊漫画雑誌では「チャンピオン」が、がきデカや […]

第634話 ■土産物のセンス ~海外編

 夏休みやゴールデンウィーク明けになると、会社で様々な土産物が披露され、海外旅行組からは、相変わらずマカダミアチョコが登場する。きっとその他大勢の人向けに何箱も買って来たことだろう。会社で1個口にするぐらいなら良いが、隣の家の奥さんからいき […]

第633話 ■土産物のセンス ~国内編

 東京生まれの東京育ちの人が東京タワーに行くことはあまりないらしい。かつての東京の目玉スポットももはやこんな状況である。東京のタワーに併設されている蝋人形館や水族館もどちらかというと上京して来た人向けだろう。サンシャイン60や都庁の展望台も […]

第632話 ■名簿の商売

 ちょっと前のこと、会社に電話があった。いつものように不動産や先物による投資の営業の様だが、ちょっと違う。「○○大学出身の秀野さん(仮名)ですか?」と確認を終えると、自分も同じ大学の出身だと自己紹介を行う。しかし学部も違えば在学期間もずれて […]

第631話 ■成長への疑問

 全くもって不思議なことだ。パソコンのパフォーマンスは日々格段にアップしているにも関わらず、仕事のテンポはほとんど変わっていない。就職した当時に比べれば収入も増えたはずだが、生活が楽になったという実感は湧かない。貯金も増えない。それどころか […]

第630話 ■100円ショップ

 田舎に帰省したときの話。映画を見た帰りに街の様子を見て帰ることにした。市の中心部にある商店街は噂に聞いていたが、その衰退ぶりには驚いてしまった。付近の人口は以前からほとんど増えていないにも関わらず、市の中心部から離れたところにショッピング […]

第629話 ■価値尺度機能と値頃感

 大学で「貨幣の機能」というのを習った。マルクスは世の中に存在する富が資本主義社会では商品の形で存在することに着目して、「資本論」はまず「商品」の分析に始まり、「貨幣」の分析がこれに続く。貨幣もある特別な商品の一つでしかない。  貨幣の機能 […]

1 146 209